セクシーボイスアンドロボvoice1「三日坊主」

主演松山ケンイチ大後寿々花っちゅうことで絵面の地味さはなかなかのもんなんですが(w)番宣見てツボの予感があったんでDVDで録画予約。
キタ━━━━━━(゜∀゜)━━━━━━!!!! 」って感じでもないけど初回からじんわり泣かされたりして期待値クリアって感じ? ロボの車ってシャンゼリオンの暁の車だよね? そのせいかなんかあのテイスト感じてふんわかな気分で見れた。
ニコの声の設定は事前情報あったから納得して見たけど、ドラマだけだと分かりにくかったかもな。でもまあ並外れた耳の良さはちゃんと演出で見せてたし、たまたま知り合った相手が殺人犯と知って、警察にも行かず、かといって関わらないようにと思うわけでもないニコのキャラクターはちゃんと納得できるように見せてたし、全体的に丁寧に作ってあった印象。
おしむらくはロボ影薄いなあ。今回初回ってことで一緒に動く時間が少なかったからよけいかも知れないけど、ロボットオタクって設定にのっとったかけ声の言い方とかポーズとか、おかしいはおかしいけど、狙い過ぎててちょっと鼻につくんだよなあ、この人。唐橋さんに通じる小劇場ノリの自己顕示欲っつうか。まあ主役ポジだから良いといえばそうなんだけどね。
でもまああんま表情のないぼーっとしたキャラなのに同時にテンションが高いこの人はこの役にははまってる。原作知らないけど。そういう意味ではニコのキャラも大後寿々花の地味さがあってはじめて成り立つ気はする(笑。
カレーとか詩とか鳥のえさとか卵の殻とか、消して少なくはないアイテムを、1時間弱のドラマで嫌味にならない程度に感動的に見せてて上手いなあと思ったら脚本は木皿泉か。
三日坊主が箱を開けるシーン、舞い散る花びらとメモやレシートの束、焼け焦げた卵の殻の絵はとても綺麗だった。
三日坊主が手紙を結んだ鳥がロボの部屋に舞い込んでロボが三日坊主の死を知り、組織の男の持つ新聞でニコが知って、自分が三日坊主に人を殺して欲しくないと思ったことの結果を知るシーンは、重さは実感できないけど事実は実感してるって感じに、ぎゃあぎゃあ泣いたりしないでさすが上手かったね。やっぱ演技ってこういうのをいうよね( ̄∇ ̄;。
まあ面白かったし今後も録画試聴決定。しかし今期は充実しててちょっと脳内キャパオーバーぎみ。あんまいっぱい見たくないんだけどなあ。
来週は村上淳ゲストで好きだから楽しみだ。しかしテレクラってまだあったんだね。ティッシュもらわなくなってずいぶん経つからもう滅びたのかと思ってた。
ニコとロボのコンビはビミョーに危険な香りもするけどそこも良いな。関係ないけど公式サイトTOPのニコはなかなか萌え絵だ。
そういえばザンボット3とかダイターン3とかイデオンって、ちゃんと当時の幼児に認知されてたんだろか。私は異常な子供だったから見ていたけどさ。