うるわしの宵の月/〜6巻

うるわしの宵の月(6) (デザートコミックス)

「この年になってなぜ高校生の恋バナにこんな」と自分で思うくらいにはハマってます。悪口を聞くと機嫌が悪くなる程度にはぞっこんですw。

イマドキの漫画の傾向として、若干コマ割りが大き過ぎるのはあるんだけど、この漫画にはすげーあってると思う。とにかく主人公と相手が美男美女で画面が美しいことが、このふたりが魅力的な人間であることの圧倒的な説得力になってるもん。

いやあのね。人の美醜はともかくとして、見ていたいと思うほどの魅力って、造作だけでは生まれないと思うんですよ。宵ちゃんの良いところは、圧倒的に性格が良くて市村先輩が好きだけど、好かれるために先輩に媚びないところだと思う。その媚びなさってそれはそれで宵ちゃんの自信のなさの裏返しなんだろうけど、恋をして、自分の知らなかった自分に出会っていく、というのはすごく美しい思春期の成長物語なんじゃないだろうか。

というわけで、7巻の発売が待ち遠しいです。待ちきれなくてつらい。