#4追記

考えてみたら、前回分まで事件になってるように見えたのは死体が残って見つかってるせいだな。
じゃあ死体が見つからない分に関して、普通に入れ替わって人間として暮らしてるワームもいるんだってことか。
今週の感想見てたら、亮が新をワームに引き入れようとしたのはワームが亮の記憶と一緒に情を引き継いだからって見てるとこ多いな。私はワームが移すのは人格というより、厳密にいうと思考パターンっていうか、擬態した相手の反応を追体験する(いわば相手を演じる)感じだと思ってたからもっと陰険な感じに見ていたんだけど、考えてみたらそうなのかも。でもそうだとしたら成り代わる目的が「?」なので、自分の考えも捨てきれない。私は「記憶を移しても、その個体が元の個体ではない」ということはけっこう重要だって気がしちゃう方なんで。
あと、仲間にしようとするのは555の「オルフェノクになることが幸せなのだからこれは愛」ってのと同じ思考パターンを感じた。
亮のボールは、「こんなことでも、あったからこのボールお前のとこに戻ったじゃん」みたいな“2年前の亮からのお届けもの”に私には見えました。事態に対して、その事態を招いた人間の思惑は関係なくて、大事なのは自分の気持ちだろ?、みたいな天道のメッセージっちゅうか。

あと私が米村米村言ってたのは、単純に私が井上支持派で井上氏のキャラ立てが好きだからそれを見たいつーのも大きいし、響鬼後半で脚本の役割について考えた時に脚本に求められるカタルシスってのを重要視してて、それはどういうことかっつーと、その番組でどういうシーンが見たいかってことなんだ。
私にとってはライダー枠ってキャラ萌え重視の枠で、ストーリーの面白さもだけど「そのキャラを好きになれるか」否かが優先される。だから単純に、天道や加賀美が私好みじゃなかった(見た目も性格もw)から気になったってのも大きいし、そういう気持ちは彼等が好みの人には分からんと思うww。
そういう視点で今週のできが良かったと思うのは、私が「天道と加賀美の気持ちがつながるシーンを待ってた」からそれを見られた喜びが大きいからだし、井上氏がうまいと思うのはキャラの人格重視で存在感出すのが上手いよなと思うからだし、真司と蓮の性格が今イチ好きじゃないから今イチ龍騎は好きになれない(須賀くん松田くんは好きだし、番組自体は面白いと思うから、“好きな番組の主要キャラ”という意味の好きさはある)けど、小林靖子さんの脚本は「キャラの役割」という視点で見たら井上さんより上手いと思ってる。
で、米村脚本って私にとって「見たいもの」を見せてもらえない気持ち悪さがずっとあって、そこはやっぱ上手くないなあ、と今も思うわけだ。
だってストーリー的に「存在するけど役に立たない」組織って面白いと思うのに、現状ZECTって存在感ほとんどないし。
その辺はやっと1か月分終わっただけだから、ほんと今後に期待だけどね。今週は面白かったし、サヴァイブも何話かは面白かったからw。