繋がれた明日／足立役追記
足立が殴ったのはコウスケとシゲキを1発ずつ（後のシーンでコウスケに蹴り1発）。中道にはボディブロー2発と倒れたところで蹴り1発。特に中道に関しては「好きなだけ殴れ」なんて挑発的な口を利かれてこれだけですから随分親切ですよ。無理にシゲキを監禁してたわけでもないしw*1。
これで「キレてる」とか言われたら足立さん可哀想www。
響鬼O.A.中にアナウンスのあった仕事だしみんなの期待が大きかった気持ちは分かるけど（確かに私も予想以上のチョイ役でちょっと驚いた）すべてがそうだとは言わないけど「松田さんがこんなチョイ役なんて嫌だ。松田さんの役は実は良い人じゃないと」と言ってるようにしか見えない人が多くて、しかもそれを脚本のアラのように語るからなんかこっちも喧嘩売りたい気分になっちゃうんですよ。
あのシーンのキモは「みじめに床に這いつくばって、こんなかっこいい暮らし塀の中にだってなかったよ」という中道の台詞の方で、その台詞を引き出すためには足立がちゃんとした人だったらはなしにならんだろ。それこそ「ヤクザの中にだってちゃんとした人はいる」ってはなしになってしまう。
松田さんが迫力不足といった意見は殴ったシーンの表情からきてるんだと思うけど、別に怒りで殴ってるわけじゃなく気分で殴ってるだけだからあんなもんだと思うけどなあ*2。私が最初に「モノホンのヤクザよりヤクザっぽい」って書いたのもそこだし。
つーか足立が帰ってきた時にシゲキが中道に立てって必死で頼んだ様子を見たら、ああいう風に些細な理由でボコられることは日常的にあったんだと分かると思うんだけど。みんな松田さん以外もちゃんと見ようよw。
