吉祥天女

原作は20年ほど前の少女漫画ですがカイザ村上氏が主人公の友人の兄役で出演と聞いて情報収集。つーか大学生の役か………………(無理があるんじゃ)。
吉田秋生は好きだったので原作は単行本で読んでるんですが絵柄が大友克洋になってた時期の作品で、キャラの美醜が絵柄じゃ判断つきづらく(笑。この絵柄を引きずってた「BANANA FISH」序盤のアッシュなんて、“絶世の美少年”って設定が「(゚Д゚)はあ??」だったもんなあ。
主人公が普通のアイドルつーことで某所の評判は最悪だったんですがブログの中には「演技は良い」って評価も少なくないのでちょっと期待。……いや。見れないんだけどね。そのうち放送されるかな、と思って。
監督がライダーチームの田村直己さんっつうことでそこにも興味はあるんですが。
まあ漫画原作のドラマってある程度の注目は期待できるかわりにイメージが違うっていう意見はまず避けられないわけですが、イメージが違うこと自体はあんま気にすることないと思うんですわ。自分でイメージを補完する二次元媒体を映像化するにも、イメージは読者の数だけあるわけだからそんなん無理。むしろ映画なりドラマなりの方法論で映像化したらどうなるかというのが面白いわけで、例えば某東映映画にしたって主人公二人を同じ顔の双子が演じるというアイデア自体はとても面白かったし。
(そのアイデアを形にするために求められるに足る演技力がなかったのはまた別のはなし)
見るものが理性を失わずにおれない絶世の美女ってかなり演出しにくいだろうし、それならつい理性をなくしてしまう魔性の美少女の方が絵にしやすいと思うんですね。
でもまあ同じ場所にある「ハツカレ」のスレッドがほぼ絶賛と言って良いことを考えたら、結局調理法はどうあれ美味いもの作ったら勝ちってことなんだろうな。
不味いもの出したら関係ないところまで叩かれるってだけか。