ほんとはこれが好きでした
- アーティスト: オムニバス,AUTO-MOD,Sadie Sads,Madame Edwarda,G-Schmitt
- 出版社/メーカー: 徳間ジャパンコミュニケーションズ
- 発売日: 2002/05/22
- メディア: CD
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- 作者: オート・モッド
- 出版社/メーカー: 宝島社
- 発売日: 1990/02
- メディア: 単行本
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<持ってるけどレコードなのさ。
私のライブ体験は地元の大学祭で見たG-シュミットとSadie-Sadsから始まるといっても過言ではなく(それ以前もそれなりにあったけど、テレビやホールコンサートで見るメジャーなバンドのそれは歌謡曲に近い認識だった。ついでにこの日のライブには町田町蔵も山崎春美のタコで参加してましたが、そっちはツボに入らなかった)、ヴェクセルバルクレーベルに電話をかけて送ってもらったG-シュミットのNo.6が自主制作盤購入初体験でした。
その後リリースされたこのアルバムのマダムエドワルダの音がツボど真ん中で、しかしこの頃の私にはライブのために上京する習慣もそれをする経済力もなく、音楽ビデオは高くてリリースも少なかったこの時代、動くマダムエドワルダを見ることはなかったのでした。
名前の知識はなんとなくあったけどなんでなのかなー。ALLAN*1がブキミサウンドとか言ってノイズ・インダストリアル系の海外バンドを扱う流れで見たことがあったのか、当時はサブカル雑誌だった宝島とかで見ていたのか。
そういえばマダムエドワルダって宝島のキャプテンレコードからカセットマガジンも出してたな。そっちもまだ持ってるけど、カセットも聞きにくい環境にあって(´・ω・`)。
アマゾンのレビューで“グラマラスパンク”という言葉を見つけ懐かしさに爆笑したけど、ほんとの意味で元祖ビジュアル系はこの辺だと思う。でもこの辺ってある種舞台装置としてのこのビジュアルだからマリスミゼルとかに近いのかな。
ずいぶん後になってマダムエドワルダのZINがソロで出るってはなしもあったけどどうだったんだろう。
ちなみに私にとってポジティブパンクってこの辺です。トランス系は白塗りだけどポジパンじゃない(白塗りなのがポジパンじゃないのか、こいつら白塗りしてないぞ、って突っ込みはなしで。長くなるからw)。
なんでああまではまったかというなら、デビルマンに端を発する悪魔趣味黒魔術趣味の琴線に触れたのかもなあ。つくづくオタク趣味w。
ついでに検索かけたらAuto-Modのジュネのブログ見つけて吹きました。この前アサイラムのがっちゃんのブログをはてなで見つけたのもそうとう吹いたけどさ。迂闊な毒吐けねーーーーーw。
インディーズの襲来
確か85年の夏にNHKで放送されたドキュメンタリー。
ビデオの普及率も低かった当時、また見られるとは思わなかった。神様ありがとうv。*2
エクスタシーレコードがパンク村に混じって出てきたことには、この中の「インディーズのほとんどはパンク」というのが関係ある気がする。当時メジャーの中でジャパメタはなんとなくすでに身の置き場があって、でもその中に混ぜてもらうことはすなわち、その先達と同じようなショボいセールス以上望めないことを意味したんじゃ。
まあこの頃、私を含めた客の方はけっこうパンクvsメタルの構図があったんでよく分かんないんだけど。
ちなみにこの時期より後、X、オーラ、かまいたち、なんかが出てきた時に彼等をメタルだと思ってる客は一握りだったような?
むしろメタルファンは彼等こそメタル村のイロモノと思ってた気がする。聖飢魔?辺りはメタルには嫌われてなかったよ。すかんちは評価されてなかったけど、それはビジュアルより音楽がソフトだったことが原因なんじゃ?
ウィラードのJUNが興味深い発言をしている。
「頭の良いやつが生き残る」。
……ビジュアル系の始祖は彼だって気がしたw。
つーかマダムエドワルダ映ってる! 見たら思い出したよ。当時このZINの発言のアタマヨサに声を失った記憶が確かにwww。