特急田中3号#6

どうしたんだ。田中いい奴じゃんw。
番組開始以来「根はいいやつ」なのは感じさせながらも同時にイタさに頭を抱えさせてもきた田中が普通にいいやつじゃん。暁星商事の加藤さん絡みも分相応な良い人っぷりだったし、なにより安心して見れたのは桃山さん絡みの口火を切ったのが田中じゃなかったことだけどw。
田中が友達のために奔走するはなしな点でいつもと同じなんだけど、いつもほどイタく感じなかったのは桃山さん自身がメーテルや花形ほどイタくなかったからだろうな。ここに至るまでの経緯はおとうちゃんのいう通り桃山家始まって以来のバカなんだろうけど、教授とのシーンでも自分が悪いと反省してるのが見てとれたし、留年するからって誰にあたるわけでもなく琴音がキレて出た後も、みんなに感謝してるのが分かったもん。
まあ自業自得とはいえ自分の存在を親から全否定された後だからこそみんなの弁護がうれしかったとも言えるけど、親の機嫌を取ることよりみんなの好意に応えるってことは、桃山さん自身は彼等の存在を自分の人生で得たものとして大事にしてるってことだもんな。
田中のとーちゃんも今週は良かった。なんか遠藤さんの柄も相まって一郎とは別の意味で口だけの駄目男な感じがどうにも痛くて受け付けなかったんだけど(だっていかにも口だけの常識人って感じじゃん)今週は一郎の言葉で一念発起、でかい口を叩きながら弟とビラ貼って歩く姿が微笑ましくも泣けたw。たぶん本来はこういう人なんだろうなwww。
加藤さん可哀想だったなあ。最終回までに巻田さんとうまくいかないかな。良い人じゃん、あの人も。
琴音と花形に続いてメーテルもシャシャり出るとことかみんなで写真取る桃山さんとか、善意と好意でつながってる感じが実にほほえましいはなしでした。こういう描写だと、おとうさんサイドともちゃんと仲直りできるだろうと思えて良いね。