夏雲あがれ/第1回「旅立ちのとき」

あー、なんか。ほんとに“明朗青春活劇”だった。
主人公新吾@石垣佑磨と因縁のある剣士の役で松田悟志も出ていてなかなか楽しかったよ。私の松田センサーもまだ稼働状態にあったw。しかし青山の草太くんはちょんまげ結うと誰だか分かんないくらい二枚目だなー。しゃべると出オチ芸人だけどw。ついでに太郎左衛門と吉原で喧嘩になった旗本の息子は夜王のNo.3@青木伸輔くんだわねえ。
若手イケメン層(特撮枠ともいうw)を揃えたわりに、副音声入れてたかしらと一瞬悩む分っかりやすいナレーションとか大変分かりやすい演出で、すごいジジババ向けな印象を受けた。この枠のメイン視聴層ってそんなにジジババじゃない気がしてるんで、いつもの層だと食い足りないんじゃなかろうか。私は楽しかったよ。分かりやすいはなし好きだから。
御前試合の命を受けてるのに吉原で喧嘩する太郎左衛門の軽挙はともかく、それをやっちゃう性格とか新吾たち3人の繋がりとか、新吾と兄夫婦、太郎左衛門と妹、新吾と志保、新吾と門弟たちのそれぞれの関係が裏のないほのぼのとしたものなのが分かるので、あまりハードな展開はないだろうと安心して見ていられそうなのも好感触。
つーか木刀の新吾に真剣で挑んで負けたことをかばわれた直後に陰謀の黒幕に新吾暗殺を持ちかけられ、「恩義があるから」と断ってあっさり殺される辰之進@悟ちゃん哀れ"(ノ_・、)"。死に際の立ち姿が美しかったのがせめてもかなー。序盤で太郎左衛門らを貶める成り行きから新吾に真剣で勝負を挑む辺りまで、ドラマを臭わせる見せ方はおいしかったけどさ。せめて末期のやりとりくらい……_| ̄|○
まあ予想どおりというか期待は裏切らない番組だったので来週以降も録画視聴続行で。しかし石垣君は着物の上からでもムキムキなのが分かるガタイの良さで、もうホリラン続編なんか絶対無理だな、こりゃw。