仮面ライダー電王/第33話「タイムトラブラー・コハナ」

イギリスから電話かけてくる沢田さんの友情に俺が泣いた。
つーかあれは良太郎がかけたのか? 住所分かんないから学校に。
まあそれは良いです。しかしデネブが妙なこと言ってたな。「この時代で桜井侑斗の記憶を持つ人がいなくなったら」って、ある人とない人がいる方がずっと困ると思うんだけど。ゼロノスのチケットって時間単位でできてたわけじゃなくって人単位でできてたの? だとしたら愛理なんて、誰よりも覚えていて欲しかった相手だろうに。

つーわけで本編ですがいろいろドキドキで見たけど面白かったよ。タマちゃんはマイフェアボーイではそんな気にして見てなかったんで覚えてないけど、眉間にしわを寄せる表情の付け方とか、こころなしイントネーションも百合子さんっぽい。なによりこうやって良太郎を助けるのがハナ本来の役割なんで久しぶりに視聴ストレスなく見れてうれしかったです。頑張れタマちゃん。

そして先週放送分の感想になるんだが、先週ラストの良太郎の表情って、記憶の戻りかけた愛理が決定的に桜井を忘れたことに対する絶望の表情なのかと思いそうになるんだけど、愛理の記憶が戻りかけたことって良太郎は知らないんだよな。侑斗もよく分かんないだろうし。
あの演出自体記憶が戻ったというより、愛理は深いところに桜井の記憶のかけらくらいは持っているってことなのかなと思う。
今週デネブが「もうカードを使わなくて良いことにほっとしている」ってシーンが良かったよ。デネブにしたらほんとそうだよな。
そして「まだイマジンが動いてるのに」とデネブを罵倒する侑斗が「ほんのちょっとな」と本心をこぼすシーンはアップで見たかったです長石のおじいちゃん。
電王ってドラマの表面を分かりやすいエンタメに絞っているわりに、良太郎と侑斗の確執とか愛理への良太郎の気持ちなんかの地味なドラマを気持ちを深読みしたくなるような撮り方をしていて好みなんだよなー。そろそろ本筋に絡めて描いてほしい気はするけど、そこは良太郎が侑斗の秘密(=ゼロノスのチケットで桜井の記憶が失われていたということ)を知ったことで動きがありそうだから楽しみw。
契約者の事情は語られなかったが眠り続ける青年の病室を飾るピアノを弾く写真になんかうるっときたよ。あれは誰か(普通に考えて契約者)が青年の意識が戻ることを願って飾ったもんだよな。
契約完了で飛べなかったけどイカ強くてエグかった。銃使いなんだからリュータ呼んだらどうだって思うんだけど、ソードって銃と戦うには不利といいつつ俺の必殺技は飛距離があるから関係ないんだよね。まあ必殺技しか届かないんだけどw。
つーかあまりソードフォームのデザインが好きじゃない私は最初からクライマックスフォームの登場を心待ちにしちゃうんですが。