貧乏男子/最終回

あー。なんか良い最終回だったv。
大学の友人ジョルジュの立ち位置は、ここ一番の存在感を喜ぶべきかここ一番まで出番がないことを悲しむべきなのかが本気で分からない威吹鬼ファン(笑。でも一美のSOSに武装して駆け付けるとこが良いやつなんだよなー。前回だって、彼はお金もらう気で来たわけじゃなかったんだし。
結局白石ちゃんと一美の別れのシーンがすべてだと思うんだけど、大検受かって大学行くのは白石ちゃんの力だけど、それをする力をあげたのって一美なんだよな。まあ一美がいなくて借金抱えたままだったら、大学の学費だって出し様なかったでしょ、という現実問題はおいとくとしても。
なんも考えずに欲しいもの全部手に入れられるだけの経済力のある人間って一握りなわけで、そこを考えずに借金抱えちゃったのが一話の一美なんだけど、それでも彼等は一美の様子がおかしかったら朝一番で様子を見にいこうと思うくらいには、一美のこと大事な友達なんだよな。借金抱えた一美にとっては、優先順位の下に回る関係だったとしても。袋貼りに参加したのが白石ちゃんとか店長とかメガネ先輩に未海といった一美の優先順位の上位の人間たちだったのはだから当然。後回しにされる関係のためになにを置いても駆けつけるなんて、そんな一美みたいな人間がいっぱいいいてたまるか(笑。
まあ小栗君じゃなければ成り立たないはなしだったのは事実で、小栗君のなにがすごいってもう一美ってちゃんと性善説の人にしか見えないところがすごいなあ、と毎週思ったよ。根っこで人間がほんとはどういうもんだと思っているかって、役づくりでどうこうできるもんじゃないんだけどね、普通は。
テーマ的なものに食指は動かなかったし、何度も見直したいと思うはなしじゃないけど(だって私お金の絡むはなし好きじゃないし)週1回楽しみにするには十分過ぎる番組だったと思う。あんま好きじゃなかった山田優(大女好きじゃないんだもん(^_^;)が可愛く見えちゃうくらいには好きな番組だった。
オムオムの落としどころもちょうど良かったし、未海が一美に告白しそびれてメガネ先輩と、っていうのはこの三人の立ち位置だったらそれが正しいよな。つーか博愛精神の人一美ってほんとは誰が好きなの? 誰か好きになることあんのw?
あれこれ語りたいほど入れ込んだわけでもないけど楽しませてもらいました。お疲れ様でした。