仮面ライダー剣/#45-49(最終話)

タイトルうってしばらく、なんも考えられずに泣いてしまった。つーかこれはなー。
正直いうと最終話長石組の前の諸田組見てる時は、この前の広瀬父や睦月のはなしを見てるほど盛り上がってなかったんだ。ボードを解雇されて(つーか、なくなった会社の給料が振り込まれてることに疑問を持てよ剣崎)、「仕事だから」と言えなくなったって、自分たちの戦う理由なんか、ほんとはずっと前から分かってただろ?としか思わないもんだって。剣崎の戦いは、最初からずっとみんなを守るため、誰も消させないため、だっただろ?
剣崎の選択って、結局は始がジョーカーに戻りたくないと思っているのを知ってたからだと思うんだ。始はアンデッドだけど人間の中で生きていきたいって思ってることを剣崎は知ってしまったから、その願いを知らなかったことにしてしまえなかったんだよね。
だからこのラストで始が笑っていることがすごく良いし始は笑ってないといけないし、始は剣崎の言うようにここで人間の中で生きていかないと駄目だと思うんだ。誰かに泥をかぶってもらうことで自分の願いが守られたのなら、その願いのために生きる責任がこっちにだってあるよな。
私最終回の剣崎の笑顔すごい好き。剣崎って誰にもなにも言わずに自分で全部決めて消えてしまったけど、剣崎は剣崎でみんなの願いを守りたいっていう自分の願いのために、自分なりに満足のいく決断をしたんだって思ってるから笑えるんだしそれが剣崎の強さだよな。っていうか、そう思えるように笑っててくれることこそが剣崎の強さなんだけど、って、ああ自分の言ってることがわけ分かんねー"(ノ_・、)"。
だって剣崎の笑顔を思ってやつはそれで良いんだって思わなかったら救いがないじゃん。
このはなしってもうあまりにも「泣いたあかおに」なんだけど、私にとっては剣崎の笑顔があおおにの手紙だよ。もう「二度も三度もよみました」状態だよっ。
だからもう守られて残った方は、せめて幸せでいることしかできることないじゃんね。