キャットストリート/#3「七年目の怒り」

うーんなんだかとっちらかったはなしで、今イチ感想が定まらないなあ。恵都の気持ちはすんなり追えるんだけど、だとしたらラストのあれはオーバーフローしそうな気がする。
恵都が「自分にできること」としてお芝居を思う気持ちとかは分かるんだ。恵都はお芝居にくっついた不純物に押しつぶされちゃっただけで、お芝居が嫌いだったわけではないんだよね。ただこういう風にリハビリ中の恵都がああいう不純物の固まりみたいな連中に触れて自分を保てるものかどうか。
どうでも良いけど、っていうかかなりどうでも良くないけど、谷村美月って笑うとすごく可愛いのにこういう役ばっかで可哀想だなあ。もっと朗らかな顔になる展開にしてあげてよ。
まあ不純物セクト(紅葉の同級生とか含む)はともかくエルリストンとか大洋関連は面白かった。なんかこういうさ、きれいな気持ちをきれいに見せるドラマで良いと思うんだけど時々あざといんだよなー。紅葉の片思いの彼への復讐も、もうちょっとシャレになる感じで良いと思うんだけどあれって演出なのかなー。9時前なのに良いのか?という勢いでしたけど。発想と展開自体は面白かったけどさ。
しかしほんと高校生にしか見えない勝地君と木村君に毎週感心するよ。ところで紅葉の告った男の友達のロクデナシ、ルーキーズの先輩じゃなかった?
この枠ご都合っぽいくらいで良いから、きれいな気持ちで動くはなしが良いと思うんだけど。一応恵都の気持ちは動き始めたし、いい感じに着地して欲しいなー。