太陽と海の教室/#10(最終話)

現実に2006年に世界史未履修問題で多くの生徒が路頭に迷いかけたんですけどね。それは私が電車に乗り合わせる子たちだったんですけど、この世界ではなかったことなんですね。なんかシュメール人の60進法もクソも、この世界ではカレンダーが発明されてないんじゃないの?
なんか無駄にながくなったんで畳みます。
歴史的事実すら捏造する糞脚本。他に問題思い付かなかったの?ということすらどうでもよくなる糞展開だけどさ。そもそも櫻井先生は睨めっこしてる間に生徒の信頼を得るようなことをしてるべきだったんじゃないでしょうか。特定生徒の感傷に訴えるスタンドプレーじゃなしに。大体生徒の説得の前に理事長を説得しろよ。生徒の前でごちゃごちゃやってることこそ不安の種だろうが。
なにを言ったところで、現実に受験するのは東大出た櫻井や若葉や学校の先生に納まってる先生連中じゃなくってこいつらなんだよ。ちなみに現実ではセンター試験前の冬休み返上で彼等は補習を受けましたけど、別に正義を行ったとは思ってないと思うなー知らないけど。
実際さー。歴史的事実が捏造されてもここまでアホみたいなはなしじゃなかったらここまで気にならなかったと思うんだよね。自分に関係ない世界史の未履修問題なんて個人的事情(知り合いに社会科教師が数人w)がなかったら覚えてないかも知んないし。でもさー。現実に8万人の人間が直面した問題をこんなちゃんちゃらおかしーきれいごとで片付けて良いもんかなあ。
私がここまでこだわるのって、実際には受けてない科目があるなんて全然たいした問題じゃないと思うからね。だって音楽の授業でCDかけて関係ない勉強してるなんて普通のことだし、今日のはなしで大和が言ってた宝物なんて、人生のどこかで見つかるんだから学校の世話になろうと思うなって思うもん。私はかなりはっちゃけて充実した学校生活送った方だけど(勉強はしなかったがw)それでも学校生活だけあったら後の人生要らなかったとは思わん。期間限定無理矢理集まった人間のみのコミュニティなんて、どう転がったって面白さはたかが知れてるもん。学校っていうのはある意味意味がないのが当たり前の場所なんだよね。
もう誰が悪かったのか知らんけど徹頭徹尾きれいごとのみの糞脚本で(次原に「来てくれたのね」に至ってはなにを言って良いやら)それでもラストまで感想を書き続けたのは坂元脚本は私のなにがしかの琴線には触れるんだと思うよ。悪口書くには勘違いがないか見直したりとかしないといけないし、エネルギー使うんだから。
この番組のキャストって評価してる人がいっぱいだったし、脚本家もわた教が面白かったから期待はあったんだけどね。なんかこの人は、現実じゃなくってどうでも良いことを書く方が合ってるんだと思うよ。羽菜と大和のはなしとか良かったもん。
羽菜と大和っていうのは、成績が一番大事って環境で人より熱心に勉強することで誰にも邪魔されずに夢を見ていられる二人だったと思うんだ。結局この人ってそういう子供の夢を一番魅力的に書ける人なんじゃないかな。少なくとも私にとってはそうだよ。
キャストに関しては評価してると言っても個人的思い入れではない人たちだったので、心からお疲れ様でしたと言いたいです。脚本のどうしようもなさのわりになんだかまともに見えたのはほんとご苦労様としか……。
なんだかんだいって他の枠なら健闘といえる数字はとれてるみたいだし、キャストの努力は次につながると思います。お疲れさんしたm(_ _)m。