ブラッディ・マンデイ/#04

ああ駄目だ。はしゃぐ努力もそろそろ限界って感じ。TBSさんいくらSP向きのエピだったっていっても1話の面白さに比べてこのつまんなさってどーなん? 番組のほとんどを藤丸不在で宝生ばなしにした意味はなんだったの? 冒頭で藤丸と加納さんを撃たせて不在にしても、誰かの不在が気になるのは作品中でその不在を気に病む人がいてこそだろ? 音弥とあおいっていう、現状物語世界においてまったく気にされていない人間が藤丸を気にしていてもまるで緊迫感ないよ。「4話で主役が死ぬわけないしー」としか思わんよ。
ラストであおいが「なんで言わなかったの」って藤丸に怒ったのなんか、教えたらみんなが危険な目に遭うからに決まってるだろ常識的に考えて。原作ならともかくドラマ版のリアリティにおいてあおいにできることなんかなんもないよ。ガキはすっこんでろってはなしだよ。藤丸ですらかなりすっこんでろって立ち位置だもん。
一応でも絡める気でいるのなら、いっそパパの指名手配以降藤丸を部から去らせて子供なりに藤丸を支えたがってる様子を見せるとかさー。現に力になれる要素がなるでないのに首をつっこむ姿をいじらしいと思わせたかったら、なにもできないことが可哀想だと感じられるくらいに良い子だと思わせなきゃしょうがないじゃーん。この身の程知らずの娘っ子など、あそこで射殺しておいた方が後腐れなくって良いんじゃないかって感じよ?
玩具メーカーがスポンサーの午後8時の番組に多くを求める気はないんだけど、物語世界のリアリティを支えるのがキャストの演技力だけというのはあんまりです。宝生とか片瀬那奈がやってる時点で相当漫画っぽい造形になるのは仕方ないと思うけど、物語を「まあ漫画だからね」と思わせられちゃったら泣けるもんも泣けねーべ?
その辺片瀬那奈のインタビュー読むに狙ってやってるのは分かるんだけど、そういう安いハッタリはやり過ぎるとキャラの造形を薄くすると思うけどなー。
というわけでタケル的危機回避術は、今週もまったく親身じゃありませんが、他人のカラオケなんか誰も気にしないから大丈夫だよv(^_^;。