小児救命/#9(最終話)

なんかいきなりエピローグっつうか問題解決編というか、こんなめでたしめでたしで良いのかい?って感じだったけど、収まるところに収まったって感じだけどなあ。24時間体制で採算とろうと思ったら、家族でやって人件費浮かすしかないよね。現実に24時間診療やってる小児科医さんもそうだったでしょ?
だからってああいう人の好意に甘えるやり方が現実に可能なのか、なにか起こった時に責任は誰がとるのか、気になることはあるけどまあおはなしだから。
自分のはなしだけど小学校低学年の時に風邪気味なのに海に入って熱40度とか出たことあってさ。親が夜かかりつけの医者に駆け込んだんだけど、玄関先で泡食って「先生先生」と呼ぶ親と、小さい子のように抱かれている状況がおかしくて(たぶん熱ハイだったんだと思うがw)一緒に「先生先生」と呼んでいたんで母親が熱が頭にきたのかと思った、という思い出がある。申し訳ないので親に真の理由は言っていないが、そういう昔は当たり前だった“ほんとにヤバイと思った時は深夜でも駆け込めば見てくれるかかりつけの自宅開業医と、親が心配してくれているという安心感”というのが、子供と親にとって必要なもののすべてなんじゃないかとこの番組見ててずっと思ってた。だから番組の決着点はまあ妥当な線じゃないかな。賢斗一人の給料なら、遅配なしでなんとかなるだろうしw。
こういう風に落とすなら無駄なはなしや設定もあったと思うし、見せ方にいらっとくる部分もあったけど、理想のない人なんかいないってところはちゃんと見せてたと思う。最終的に狩矢と宇宙の絆みたいなところに落としたのも良いんじゃないかな。できが良いとも思わないけど個人的には好きなドラマでした。