ザ少年倶楽部と近頃思うこと。

NHKBS2の日曜午後6時の番組。やらない週もあるんですが、ザッピングしてやってたら見る感じだったのが見たら面白いんで最近は予約入れてます。
TOKIO国分太一がMCで毎回ジャニの子をゲストにトークと歌と踊りの番組ですが今週はリクエスト特集で、過去映像を見ながらゲストの松岡と話してました。
ジャニって事実として事務所強いし、分不相応に良いポジションを得ていることも多いから叩かれることも多いんですが、彼等ってもう小学校とかの時に華を見いだされた集団の中で凌ぎを削ってきた結果そこにいるわけで、特にその中でもそれなりのポジションを得た先達であることの多いMCゲストのはなしって、なんというかすごい見えてる感が面白いんですね。
私は小学校から洋楽聞き出して、インディーズという言葉もない時代にチラシ見て電話かけて自主制作盤買ってたようなスカシタガキだったもんで、友達がタノキンだシブガキだ少年隊だってやってた時も馬鹿にするどころか鼻も引っ掛けていなかったんですが、ここ数年テレビドラマを見るようになったこともあって、特に今週の嵐のメドレーとか聞くとしみじみ思うけど、それなりの組織力のあるところがプライムのドラマの看板背負って出してくる曲ってやっぱキャッチーだし世界を背負う力のある良いものであることが多いんですよ。
同じようにそこにいる彼等も、見てみれば力のある仕事をしてることが多くて、その彼等が、単に力のある事務所の人間だからというだけで真っ当に評価されないっていうのも妙なはなしだなあ、と。
一方で昔みたいにアイドル歌謡曲というジャンルのない最近は、ジャニに限らず10代の子にとって同世代感のある彼等20才ちょいくらいまでの芸能人がかつてのアイドル的なポジションにいると思うし、そうなると評価眼のない子たちがなんとなくの見た目とかそういうものの“好き”だけで仕事を評価する、という現象が起こるわけですね。まあその辺は子供に限らないんだけどw。
なんかその辺で、ドラマに限らないんだけど日本の未来を担うお子さんの嗜好品としては、マトモな感覚が育つようなマトモなもんを作って欲しいなとか思うんですね。ナントカ君がカッコイイ以外の感想を持つような、さ(-_-)