仮面ライダーダブル/第4話「Mに手を出すな/ジョーカーで勝負」

ううガジェット素敵。本気で欲しい。10月まで待てない。というより、あれ本気でデジカメとして実用できたらヒトケタ違っても買ってしまいそう。
いやもう番組の最初から劇中アイテムにやたらそそられるとか、翔太郎がガイアメモリ持ったバランスがうちのnanoちゃんとそっくりに見えるから、このデザインでMP3プレーヤー出たら良いのにとかやたら思うんで変だなと思ってたんだけど、私この番組好き。それもなりきりの方向で。ごっこ遊びの血が騒ぐ。小学生になって仮面ライダーダブルごっこしたい! きっと私が小学生だったら、フィリップの出生の秘密とかのネタで延々ダブルごっこやってたわ!←そういう子供だった。
やっぱこのテイストは平成ライダー(というより白倉ライダー)とは違うんだけど、むしろ石ノ森ヒーローっぽさはこっちの方があると思う。人外の暗さはないんだけど、石ノ森ヒーローって孤独でも屈折してないもん。私が白倉ライダーにはまったのって自分の中の屈折感みたいなもんにはまったからだけど、これはそういうのはないけど別のツボにはまってる。萌えはないけど燃えがあるというか。翔太郎と亜樹子が「家族みたいなもの」っていうフィリップの認識とか、落ちてほしいところに落ちてるって感じ。
翔太郎の行動に亡き鳴海のおやっさんへのリスペクトがあって、フィリップの存在もおやっさんの決めた相棒で、だからこそそこで成す自分の行動に迷いがないっていう、翔太郎自体は別に好きじゃないけどこの在り様は好き。
ストーリーに絡んではなし動かしてたことで亜樹子の好感度も俄然アップですよ。逆にフィリップがちょっと、キャラというより謎アイテムみたいになりそうな危機感はあるけど、フィリップは菅田くんの個性もあって笑った顔とか見るとレア物件に出会った喜びがあるんで今んとこトータルにはなんの不満もありません。
マネードーパントも可愛かったしこのはなしは楽しかったなあ。まあ破産するまで負け続けて命と引き換えでチャラなら良いじゃねーかって気はするけど、描き方のトーンとしてこの温さは正しいと思う。
ただ私、この番組の感想はたいしたこと言えないと思います。謎の種はいろいろあるけれど、あまり考察の血が騒ぐ感じじゃないし。でも番組はこのトーンで進んでいって欲しいなあ。