クレオパトラな女たち/第5話

脚本:大石 静 演出:岩本仁志
まーなんだ。「馬鹿な子ほど可愛い」という意味で黒崎裕(綾野剛)は可愛いし、「人の恋路は見てるとオカシイ」という意味で、この番組はオカシイです。面白いか否かは微妙だがw。
んだってさー。裕がオネエサンじゃないのはともかくとして、「自分は女じゃない」と言いつのる裕の心持ちは明らかに女性的だよね。「あー。女なんかに生まれたばっかりに!」と心の中で思ってる女の人が言うことだよねアレw。
このドラマのタイトルがクレオパトラなのは「もしクレオパトラの鼻が」の言葉によるんだろうけど、史実としてクレオパトラが美女だったからこの歴史があるわけじゃないように、この人たちの人生を縛るものもこの事実じゃないよね。富坂(三浦翔平)や星田(芦田星)が現状に満足じゃないのは実家がお金持ちだからじゃなく、世の中お金だけじゃ手に入らないものもあるからだし、裕が峯太(佐藤隆太)にイケイケじゃないのは、自分の恋人になって幸せだと思うような峯太は裕が好きになった峯太じゃないからだと思うしさ。
こういう分かりにくい人は綾野君だよなー。見てて楽しい役でウレシイ(笑。←実感w。