償い/第2回「心の死」、第3回「再生」

wikiの記述を見る限り、相当ストーリーもいじってるんだよなー。でも良い改変だと思う。12年前の暴行犯村井(‪和田聰宏‬)のモンスター地味た身勝手さもこの枠っぽいし、設定からして番組オリジナルっぽい村井を殺そうとする少年の存在とか良いよな。まあそもそもの発端となる村井の父親の行動があまりにも嫌がらせというか、どこがお詫びだよ。バカでもヘンタイでも息子なのは分かるけど、詫びる気持ちがあるなら迷惑かけんな、というか、逆切れの嫌がらせだよなー。本人の言い分はどうあれ事実はそうだろ。
ただ人生って正邪とか善悪とかあるべき論だけが通用するものでもないから、それで責められる羽目になった時に、償わなきゃならない相手を間違えたらあかんと思うんだよなー。不特定多数の他人より、まずは自分を心配してくれる相手だろ。他人は勝手なことしか言わんのだからさ。
と思うquonさんとしては日高や真人の罪悪感こそが「ナニイッテンダカ」って感じで共感はしづらかったんだが、共感はできなくても気持ちとしては分かるんで、その罪悪感に落としどころを見つける物語の結末はほっとしました。そうでなきゃいかんと思うよ。
3回目の今日がやや駆け足に過ぎたけど面白かった。こういう面白さは好き。