弁護士のくずcase7「不適切な遺産相続」

泣かせるオチも普通にあったし、相手が九頭の術数にはまる場面もあったし、美月のキャラはいい感じで収まってるし、不満を言うところも別にないけど気分が盛り上がらなかったなあ、と思う理由は依頼人のキャラがうっとおしかったせいかな。彼女の感じ悪さが夫の死体を見たPTSDのせいっていうのは分かるんだけど。
思うにcase1とかcase2とかのイタタな依頼人が裁判に勝って人生見直す、みたいな路線の方が爽快感があるというか、そういう意味では先週のゲイのおにいさんもこのパターンなんだけど、あー、そっか、最近九頭の影が薄いんだ。
普通にキャラは変だけど有能な弁護士になっててドラマの中で依頼人の人生に影響ない感じがするのが、最初の頃ほど面白いと思わない理由かなあ。出来の良いドラマなんだけどね。
安易に人格者にしないで相変わらずろくでなしなのはスタッフが偉いと思うけど(笑。
須賀君の弁護士は可もなく不可もなく。あの奇麗な顔が気にならないほどキャラにはまれるのは役者としては良いことなんだけど、影が薄いと見えちゃうのは事実。須賀君は重要な役もらうとじわじわ良いんだけど。