黒い太陽
- 作者: 新堂冬樹
- 出版社/メーカー: 祥伝社
- 発売日: 2006/03
- メディア: 単行本
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ドラマとは全然違うけど面白かったよ。キャラの造形はドラマより好み。お水でしか働けない事情もドラマより自然だし(大学出て、多少なりとも設計事務所勤務の経験があるドラマの立花がちゃんと就職できないってのも苦しいはなしだからなあ)。
ただキーになる千鶴の設定が全然違うんで、今後の展開予想にはなんの役にも立ちません。原作に手を出した最大の原因である笑子も全然違うしな。
ドラマ設定との違いとかで、テレビドラマの倫理観が勘ぐれてそういうのちょっと楽しいw。
ラストはちょっと( ゚д゚)ポカーンでしたけど。立花の最終的状況を呼び込んだのが立花の手駒ですらない脇キャラで、そこがちょい不満だった。登場人物の人間関係が対立する同士のちくり合いという、伝言ゲームで変化するとこも安っぽかったしね。
ドラマは全8回で終わっちゃうらしいんで全然尺が足りないだろうし、どう持っていくかはむしろwktkですw。