仮面ライダー電王/第6話「サギ師の品格」

あー。今週も面白かったっっっ。
憑依するイマジン毎に良太郎とのパワーバランスが変わるとか、靖子にゃんはこういうとこ上手だな。しかしウラ。君はわざわざ未来から、2007年の女の子を口説きにきたのかね。プリクラとったり買い物したり、その女の子口説いてどう使うんだ(笑。
アバン部分でハナに毒づくモモに投げるフォークを差し出すナオミちゃんはハナのシンパなわけか? ウラの嘘にころっとだまされる良太郎とモモとナオミちゃんのシーンはかなり爆笑。ハナの言うように考えれば嘘なのはバレバレなわけで、あえてそういう嘘をつくのは「そういう嘘に騙されるやつら」という3人の人格判断と、それでも「騙してみせる」というウラの志の問題かと。こういうのを役者魂っていうんだよ、本能寺。<誰だ、それ。
チームメイトが怪我することにビビりつつ、電話でモモを怒るハナの剣幕に怯えてほんとのことが言えない大輝とか、今週は演出も好感触。坂本監督先週はゴメンw。でもまあこの辺りはハナのきつさを前面に出したエピだったせいだな。やっぱハナは、きついだけじゃないところが可愛いんだよ。大輝の言葉で小さくなるとことか。
しかし大輝がほんとのこと話すシーンで、ウラの嘘を聞くハナが笑っていなすのが素敵だ。イマジンには徹底して強気の女王様なのに、良太郎の嘘のない思いやりや大輝の自然な決意に触れるシーンで弱い表情が出るのは役者の素だろうけど(ウラとの共存を受け入れることを、ナオミと話す台詞のあるシーンだと、良太郎への気持ちも呆れているのが前面で、ハナのキャラからはむしろ違和感)、まあここまで重要な役でここまでスキだらけな演技をする人もある意味珍しいんだけど、タケちゃんが上手くはないなりに危なげなく難しい役をこなしているだけに、むしろハナの中の人に合わせた膨らみを脚本に期待したい。この人面白いもん。ブログの重さはなんとかして欲しいけどw。

しかしウラって本体が眼鏡男子なわけかな。あの眼鏡は無から生じてるの?w

「共有を認めないならウラを退去させる」というオーナーは確信犯っぽいなあ。大輝にほんとのこと言わせた経緯がなくても、一度自分に憑いたイマジンがずっと時空を彷徨うことになることを、良太郎が嫌がらないはずがないと思うんだけど。
そもそもベルトに4つのボタンがある辺り、最初から4人憑かせる気マンマンっぽいw。

こないだから気になってるんだけど、イマジンの目的が「過去を変えて未来も変える。放っておけば取り憑かれた人間も死ぬ」なんだからなにもしなけりゃ人死には出るんだろうけど、現状誰も死んでないんだよね。イマジンは倒されて爆死してるけど。
良太郎の行動原理は「人のため」でそれは確かに大人のものなんだけど、良太郎の正義感って目の前の人に自分のできること、ってレベルの一面的で子供っぽいものなんだよな。
伸ちゃんの作風は「二元論の否定」といいつつ、「切り捨てられる者のある正義を正義と呼んで良いのか」という一元的な呪縛に縛られてたと思うんだが、電王は「根本的な救いにはならなくてもほんの少し救われる部分があれば良い」という曖昧さを容認してて、私はそれをウェルカムな変化だと思ってるんだけどそのうち変わるのかな。と、一応伸ちゃん萌え視点で発言してみようw。
そういえば私イマジンについても、未来から過去を変えにくる犯罪者だと思い込んでたけどソースはない。なんで思い込んだんだろ?

ロッドフォームお披露目とあって久々のロボ戦もあり、今週は全方位に楽しかったです。デンライナーの中でバイクに乗る高岩さんのお尻が可愛いぞw。
溺れかける良太郎に「僕の嘘は嘘のための嘘だ」と言い放つウラはほんとこの非常時になんなんだって感じだけど、個人的にはモモより好みだw。永徳さんのウライマジンも好きv。
「また水に入るの?」と不安そうな良太郎に萌えー。水上艇に乗ったロッドフォームの、まんま浦島太郎な構図も笑えた。
しかし去年に続いて、今年はギョロ目のアヒル口でキャスト統一してるなー。拝み屋と記者なんか衣装ないと区別つかない感じ。<ババアかよ。
記者の悪人加減は今週くらい小者っぽい方が好みだ。
しかし詐欺師の癖して戦闘力高いな、ウラタロスv。

今週の東映公式

なんか直美ちゃんが頑張って充実させてたw。
しかし伸ちゃんの手による水上艇イスルギの話題が面白い。ライダーチームと戦隊チームって、思った以上に別動体制なのねん。