仮面ライダー電王Volume.1

仮面ライダー電王 VOL.1 [DVD]

仮面ライダー電王 VOL.1 [DVD]

今日は劇場版の感想を書くだろうから昨日のうちに書きたかったんだけど、昨日は10時前にもう意識が飛んだw。しかし久々に見たけどなんか新鮮だった。やっぱ面白いなあ。この頃って良太郎とモモの関係が固まる前だからはなしの印象が全然違うよね。
意外だったのは#3辺りのM良太郎の台詞をかなりタケるんが言ってること。いや私あんまり耳良くないからさ。見た時は良太郎の台詞だって程度の認識で誰が言ってるとか意識しなかったし。公式で話題になったこともあるタケるんと声優さんの声の扱いだけど、今はすっかり声優さんオンリーになっちゃったのは二度手間になるって言うより(どっちみち撮影時にはタケるんが演じているんだからそういう意味では時間は変わらないはず。まあ噛んだからってNGにはしていないだろうけどw)、シーンごとにどうするか扱いを模索する時間がもったいないっていうのもあるし、タロズが出揃ってしまった今、すべてをタケるんが演じてしまうと番組として見た時に差がつきにくいってのもあると思うんだよな。個人的にはタケるんの憑依芝居はもっと見たいけど。
最近タロさんとこで話していた感動の重要度のはなしで思い出してまたセラムン見直してるんだけど(今時間ないんで後でリンク貼る。興味のある方はうちのアンテナから劇作etudeへどうぞ)、私が電王の作品性でタイムレンジャーよりセラムンを関連づけるのはストーリー+αの部分があっちとかぶってる気がするからで、それは私が伸ちゃん萌えユーザーだからだという単純な理由もあるんだけど、改めて見直すとセラムンって監督の比重の大きい作品だなって印象があって、そこが電王とかぶるから。
セラムンも子供向けエンターティメントの部分の主軸としてはクインベリルとの戦いがあっても、靖子にゃんや番組の描こうとしたものの比重は中学生日記と揶揄されたうさぎたちの日常に偏っていて、電王に関しては靖子にゃんの主眼は良太郎というヒーローらしさから一見遠い主人公のヒーロー性を描くことに置かれていると思うんですが、それらを描くためのキャラクター描写の部分で、セラムンの場合は主要キャラの演技力(w)、電王の場合は主要キャラのほとんどが着ぐるみであるため表情による変化は望めないという似通った縛りがあって(それを似通ったというのかw)、それらを描くために“ここで間をとって横顔を長目に捉える”などの悪くいえば“段取り芝居”と呼ばれるようなものを多用しているんですね。その一方で人物の心情的な位置関係を遠景で捉える手法も共通してて、流し見ができない作品だと思ってるんですよ。つーかこの辺は話題がずれるんでまた別エントリでw。
まあ改めて見るとパイロットの田崎組はやっぱ人情芝居の比重が今より重いですね。お笑い担当がモモとハナしかいないせいはあると思うけど、良太郎の不運もこの頃は良太郎の人となりを表す意味合いがあるんで単純に笑う感じじゃない。
そういう意味だと今って出オチ要素は増え過ぎてるかもなあ。
つっても今年は本編も十分過ぎるほど楽しんでますんで迷わず全部買いますw。今年は電王のために働いても全然後悔ないですwww。

特典映像

正直購入の目玉はこっちなんですが、今回は制作発表ですね。伸ちゃんアイメイクきつ過ぎですw。<してませんwww。
もうタケるんがツボでツボで。“史上最弱ライダーを言い出したのは本人。なにを言い出すのかと思った”というのはContinueのインタで伸ちゃんが言っていたことですが、タケるんのこういう発言って、要はヒーローものに求められるものをちゃんと分かっているからこそのものだと思うんです。その上で自分の良太郎って役と、それをヒーローものの形で描くためになにが肝心かを分かっている賢さがもーツボでツボでw。カスミ編のメルマガばなしで触れたこともあるけれど、タケるんが電王の描写に触れる時ってその描写がネットで否定的な話題になることが多くて、そういう意味でも番組に求められるものが分かってるんだなあとオバチャンはニコニコしてしまいますw。
番組の設定をモモタロスが説明する「モモタロスの15分1本勝負!」とかもあって今年は親切設計だなー。デンライナーのミサイルが犬猿雉子だなんて知らなかったよ、私ゃ。
ああ次が出るのが楽しみだw。