クライマックスは続くよ、どこまでも

そういえば終わったのに総括もしていないなあ、とふと気付きつつ今の心境を。
去年は今頃の時期ならけっこうカブト関係のエントリをあげていたりしたんですが、今年はさっぱりなのはけしてカブトの方が好きだったからじゃないのは自明のことなんですがw。

ぶっちゃけ放送終了後もカブトを語るモチが持続したのは、私にはカブトの物語がなぜああなったのかが分からなかったから、正解を求めて考えることが苦にならなかったわけですね。苦にならなかったというか、知りたい欲求がある程度あったわけです。
対して電王に対しては、私は正直番組開始からほどなく正解が分かったと思うし、その正解が自分の好みに合っているだろうという確信があったから、正解に向かっての歩みを見守る、そしてその歩みがはた目に迷走しているように見えるであろうと思う時には迂回の理由を自分なりに語る、ほんとに迷走している時には消費者の立ち場で文句をたれる、という感じだったんで、実際正解にたどりついたところを見届けてしまうとすっきりしちゃってもうあんまし語るモチないんですね。綾野君絡みの公開が続いていてそっちにかまけている、というのも理由としては大きいんですが(笑。
語り残したこともあるので語りたい気はあるんですが、今さら慌てることもねーなあ、って感じだし、劇場版に関しても期待はもちろんあるけど認識としては別物だし。
ついでにうちの看板だった某さんがテレビ部を離れることも、まあ離れるというからには離れたいんだろうし、かといって東映やめるわけじゃないんだからまたやりたくなったら戻ってくるだろうから気長に待つよ、という認識なんで。正直カブトの直後に離れられたらなんでどうしてでパニクっただろうと思うけど、電王が自分の中で某さん絡みぐるぐるにも決着つける内容だったんでショックはあまり。

思えば555見てその内容が100%満足だったわけじゃないけど、それで不十分だなんてまるで思わなかったのにここ数年そのいびつさが気になったのは555以降の作品があったからこそなわけで、今某さんの次回作がすぐには出てこないことで、電王を考える時間をもらったって気が大きいかなー、自分としては。
ま、そんな感じでw。