仮面ライダーキバ/第10話「剣の舞・硝子のメロディ」

名編であった。さすが井上! さすが村井さん! さすが巨匠!というはなしであった。キバの石田監督はほんとに良いなあ。
ノイズだらけの世界を生きる苦しさで音也との約束を破る大村さん、大村さんを信じたい渡、自分の正しさを言い張る名護の歪み。祈りだけではどうにもならない人の弱さを描かせるとそこはさすがだ敏樹さん。ヂレンマは終わらないw。
なにげに語られた音也のすばらしさがバイオリンの演奏だけなのもさりげなくポイント高いぞw。

どうでも良いけどユリにブラックスターを持つ資格がないのって事実だよな。だから殺して良いってことにもならないけど。
音也がバイオリンを壊そうとしたとこの大村さんが、もう最初っから止める気配もなくて、大村さんは最初からブラックスターを誤った持ち主の元に留めるくらいなら壊してしまいたいと思っていたんだよね。ブラックスターに見合った持ち主の存在を信じたい気持ちを捨てきれなかっただけで。
だから音也の演奏を聞いてブラックスターの持ち主と認めた時点で、その音也がブラックスターを求めないのならと水に沈めることをためらわなかったんだろう。
でも沈めなければ渡にだってブラックスターが弾けたのかも知れないよ。失われたものは取り返しがつかないけど、生きていれば違った可能性もあるよ。

消えかけた大村さんに縋る渡がすごく良いんだけど、どんなに渡が別れたくないと思ったってもう大村さんにもどうしようもないんだろうし、大村さん自身はもう音也のバイオリンのところに行きたかったんだろうな。んもー。名護むかつくーーー!!!!
こんな世界を生きていくよりは、大村さんにはそっちの方が幸せなんだろう。こんな世界はおにゃんこを許容できるガルルみたいなのにまかせておけば良いよ。
しかしこの番組の松田さんは無駄に色っぽいな。
ガルルさんまだユリ食ってないんかw。<それは意味が違うwww。

いいはなしであったがこの満足感は村井さんの力は外せないなー。
やっぱ直美ちゃんはキャスティングのセンスはすごいよ。
はなしは結局まったく動かなかったけどw。