刑事の現場/最終回「バスジャック」

なんだこの最終回でいきなりのらぶらぶ展開(笑。
可愛がっていた情報屋を信じたからこそだった加藤の父の死の真相。でも自分の罪に怯えるからこそ人の信頼が怖いと思うこともあって、それはきっとヒカルも同じだったんだよね。
ヒカルが重荷に感じていたのは伊勢崎の来訪で自分の父の罪を意識されることというより、自分に対する「けして道を誤るな」っていう愛情というか期待だったと思うんだ。応えられない気持ちはありがたいほど重い。それは奥さんの気持ちとかもおんなじで、だからヒカルはいっそ全部捨ててしまおうとしてしまったんだよね。
加藤の熱意が正しいことなんか伊勢崎は最初から承知の上で、でも熱意や愛情がいつでも通じるわけじゃなく、犯罪現場で通用しなかった時それは死に直結するし、それは犯人に罪を重ねさせることにもなる。伊勢崎が言っていたのはそういうことで、でもなんで最初からそう言わないかなあ(笑。

分かっていたこととはいえ最終的にあああからさまにデレられると、そこに至るまでのすべてがさー(笑。
森山未来って別に好きじゃなかったんだけど、あまりに可愛くて最近気になる。忍成くんとのバランスも良かったし拾い物だったなー。再放送して欲しいv。