DEN-O CLIMAX!![+KIVA]

「総力特集!劇場版仮面ライダー電王&キバ クライマックス刑事」つーことで、まあほんとに総力特集でしたわよ。愛されてるなあ、電王。
スタッフインタビューとして金田監督、伸ちゃん、靖子にゃんの3人がかなりつっこんだ質問を受けてるんですが、金田監督のインタビューが面白かったな。クライマックス刑事がこういう映画になったことに、監督が金田さんだったことの影響は大きそう。……というか、こういうものを目指したからこそ、金田監督が撮ったのかも知れんけど。
正直劇場版の噂を聞いた時点で、「なんで金田監督?」と思ったんだよね私は。だって電王を何本か撮った監督なのは確かでも、電王が電王であった部分は金田監督の色とは違う気がしたから。印象に残ってる金田監督の仕事って、リュータ登場会のイカヅチの空中戦とか、どっちかっつーと「電王だってやる時はやりますよ。イマジンコントだけじゃありませんよ」みたいなw。<言い過ぎ(笑。
その辺はそもそもキバが共闘する時点で世界観的にはそーとーユルい、お祭りムードを目指したんだろうとは思ってたんだけど、意外とスタンダードなヒーローアクションを目指したのかなあ、という感じはしたかな。
まあ劇場公開が決まって追加予算とか出たのかどうかは知らないけど、インタビューののっけで言ってるアイデアがコハナのアクションとJAEの誰がアクションできるってはなしなのは、経費削減もあると思うんだよね。CG追加するより確実に安上がりだしw。コハナのアクションに関しては、見ていてかなり分量のあることに感心すると同時に「タマちゃんgj」と思った部分でもあったので、はじめから狙っていたというのはなるほどと思った。
金田監督のインタだからよけい思うのもあるんだろうけど、タロズのスーアクさんたちは今回やりがいもあったのは確かだけど、相当頑張ったみたいだねえ。なんとなく、あの仕上がりはJAE色から逆算したもんなのかな、と思わなくもない(笑。
伸ちゃんはなんというか、「このいたいけな少年のようなおっさんを誰かなんとかしてください!」と思うようなインタでした、って、私なにか間違ってる(笑?
まあ読んでみると「ああそういうことも考えないといけないんだね」と思うようなことが山積みなんだけど、そういうことを押してでも、「やらされるんだったらやりたくないけど、やってみたいと思っちゃう。だって面白そうだから」って泣けるんですけどーーー。
私がこの人の仕事にはまったのは、この人が自分で全部できるわけじゃないのは百も承知で、それを作れる人のために身を粉にすることを厭わない人なのを感じたからだと思う。それは断言。
靖子にゃんはなんか、電王フォーマットの過去の後悔云々の部分を実際以上にネガティブにとらえてた気がするなあ。それでいいはなしになった部分もあるから気にしなくて良いのに。
というか、鈴木君のキャラは電王フォーマットのゲストだって言ってるんだから、やっぱ過去の後悔が22年前で良かったんじゃん、ってはなしなんだけどね。キバと絡む以上22つー数字が確定だったせいで、あんまし絡められなかったのかなあ。22年っつったら完璧一世代だもんね。
タケとなかちゃんのインタは今度こそほんとの卒業インタって感じでいろいろ感慨深かったです。
ちょっと感無量過ぎてこれしか言えん(笑。
高岩さんのインタが長くて、いろいろネタバレもあっておいしかったです。知ってしまうと「え。そうなの?」ってとこもあったり。次見にいくのが楽しみになった。
あとこっそりと不穏当な発言を。悪気で言ってることじゃないんで突っ込み禁止でw。
鈴木一哉を演じた村井君の、良太郎以外頼る相手はいないけどびみょーに良太郎をナメている、というか頼ってる自分を認めたくない距離感って、ちょっといろいろ邪推したくなる感じで面白かったんですが、なんとなく、伸ちゃんは村井君とタケるんのバーサスが見たかっただけなんちゃうん、って気もちょっとしたv。