絶対彼氏/#11(最終回)

いやー。いい最終回でした。この最終回に納得のいく展開ではなしが進んでたとしたら、だけど。
そもそも最初のエピでちんたらそれっきり出てこないオスカーに失恋なんかしてないで、あそこで梨衣子がパティシエになりたい夢をかなえる手段もなく派遣やってる事情を話して(というか、そういうはなしは事実としてなかったと思うがw)、一思いに失恋の相手は創志で良かったんじゃないかなあ。理由なんかお菓子作りがうまいでもなんでも良いから。そもそも創志がああなのはアサモトのやり方が合わないからであって、無能である必要はなかったと思うし。
そこで派遣社員の作ってきたシュークリームなんか食えるかと思ってた創志が梨衣子のシュークリームで才能に気付き、お菓子づくりのパートナーとして選ぶ一方で、創志にふられてクロノスヘブンのモニターになった梨衣子の方はロボットなんか好きになるわけないと思ってるんだろうけど、買うって決めちゃう段階で好きなんだと思ってなかったら嘘だと思うんだけど。
だから2話か3話くらいの段階で梨衣子の認識でもナイトを彼氏だと思わせておいて、創志は彼氏もいるお菓子作りのパートナーくらいにしか思ってなかった梨衣子の頑張りにほだされて好きになっちゃう一方で、梨衣子は最初は嫌なやつだと思ってた創志のお菓子作りの熱意にほだされて軟化していくし夢への可能性もあって心が揺らぐ、とかで良かったんじゃないかと思うんだけど。
ともかく梨衣子がなに考えてるのか分からないのと創志がなんのためにいるのか分からないことが、すべてのgdgdの理由だったと思いますので、ちょっとくらい創志がひどいやつになって良いから三者間ではなしを進めるべきだったと思うんだー。なんか肝心のはなしをなにもしないまま、最終回まできちゃったって感じ。
とりあえずもこと蔵ちゃんgjでした。最初の2話が面白かっただけに、いろんなものが上手く機能しないまま終わっちゃったのがすごい無念。ある意味もっといい加減に見てたら楽しめたのかも、って感じです。