学校じゃ教えられない!/#7

やられた。なんつーかいろんな意味でやられた_| ̄|○

一樹がトムを好きなことに関してはあんまし気にしてなかったというか、だって途中から見始めたのもあるし、トムって私の嫌いなタイプの子だったからさ。「一樹って趣味わりーなあ。なんでトムなのなんで?」としか思わず、この設定にどれだけの意味があるのかもあんま考えてなかった。
今週トムと喧嘩したシーンの「困った時ばっか寄ってきて自分の都合ばかり言って」云々ってトムへの非難、嫌われたくて酷いこと言ったのが第一だとしても、一樹の中にあった気持ちだと思うんだよね。そう思うトムに腹が立たない俺が分からん、みたいな。だから「友達にそんなこと言うなんて」という非難は成立するとしても、客観的に見てもトムってほんとそうだしさー(^_^;。
そして一樹がトムに告白するシーンの、「俺だっておまえのこと好きだよ」という一連のやりとり。見ているこっちは「ああもう無神経にもほどがあるトムの馬鹿っっっ。もう良いじゃん一樹こんなやつどうでもっっっ」と思うわけだけど、キスして「無理」と言い放った相手にそれでも「おまえがいないと駄目」と言い放つ天井知らずのアホさ加減を見るに至って、「ああ。一樹が好きになったのってこういうとこなんだろうなあ」とすげー納得させられたわけですよ。だってあれ先週エリが言ったトムを好きになったとこと一緒だもん。
トムのそういうとこがほんとに良いとこかどうかは知らないけど、一樹はそれがトムの良いところだと思ってそれを一番分かってるのは自分だと思ってたんだけど、トムの好きなエリもそれを分かってるってなったらもう一樹の優位性は侵されてどこにもないんだよね。それはうちら見ている方が知っていることで、一樹自身は知らないんだけど。
なんつーかほんとイタかった。いや男同士云々以前にダメな子ほど可愛いって部分で一樹の気持ちが痛いほど分かった、って、いい加減落ち着けよー(-_-;<自分突っ込み。
中村君はいつもの一樹の柔らかい気配りオーラをすっかりなくした悪相全開でめっちゃグッジョブだった。今すごいお気に入りである。ひゃくはち見に上京しようかと思ったくらい……(-_-;。<大マジ。
トムとキスする一樹がすっごい悲しそうでさー。そんなんキスできるからってうれしくないよなー。だって「キスしよう」って言えるのが自分の好きなトムなんだって思っても、キスしたら「やっぱ無理」って答えが出るのは分かってるもんな。
なんかほんとに名編でした。セツナカッタ。

追記

今週なにげに良かったのって、一樹が舞ちゃんのはなしを「お説教聞く気分じゃない」って聞いてないとこだと思うの。定番の舞ちゃんのはなしで納得するんじゃなく、あくまでもトムの言葉と態度で一樹が気持ちを整理する、あきらめるんじゃなく納得するのが良かったなあって。
あとそんなこと言ったらはじまんないんだけど、おまえ彼女いんだから他の相手とためしにキスすんなよーw。>トム