さらば仮面ライダー電王ファイナル・カウントダウン

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途中どうにも我慢できなくてトイレに行ったんで、そのまま2回目見てきたけどちょうど良かったよ。序盤はドーリが気になってはなしに集中できなかったとこも2回目は気にならなかったしw。<なんなんだw。
一応隠します。
序盤幸太郎の可愛げのなさが昔のリュータとかぶってて、おかーさんヒヤヒヤしちゃったもんだから(笑。しかし幸太郎のキャラはよく考えてあるっていうか、幸太郎って「弱さを理由に自分の正義を曲げる必要のない良太郎」だよな。だからこそ幸太郎は、良太郎は経験しないで済んだ自分自身の敗北を経験しちゃうんだけど。
そういう部分も含め、はっちゃけた感じは足りなかったけど終われば満足な映画でした。やっぱ最高の見せ場ってモモがやられかけたところで良太郎が意識を取り戻してモモが憑くとこじゃね? 愛の勝利!<違うw。
やっぱ電王のはなしってタロズと良太郎の物語だから、敵を倒すとかより“良太郎が帰ってくる”っていうのが一番のカタルシスだと思うんだ。それに比べたら敵を倒すとこなんかおまけだよね。それこそ孫に譲って良いくらいのw。
ドーリは意外なくらい“良太郎の孫”というのがはまってておいしかったです。モモなに言ってんの。そっくりじゃないw!
あの自分の首を絞めることになっても我を押し通す強情さとか、泣き言言って誤魔化せない気の強さとか、ほんとこれは野上家の血なんだなー、と思って笑っていたらモモが言って笑ったよ。幸太郎良いキャラだー。ドーリもはまってた。GJ!
幸太郎って自分の運のなさを自分の強さでフォローしようと強情張ってたキャラで、でも強さなんてもっと強いのが来たらそれまでだもんね。そこで強さに対抗できるのはどういう強さなのか、となった時に見えてきた答えは自分が否定した良太郎じいちゃんで、でもそれを“強さ”だと認められない強情さが実に良太郎っぽくって可愛いなあ、とニヤニヤさせてもらいました。つーか幸太郎ってあんな鼻っ柱強いのに運が弱いんだ。それは萌え……(以下自粛w。
つーか前に幽汽と龍騎のはなししたけど、気付けば大ボス死郎じゃん。いやソラの本名がユイとかじゃなくって良かったけどさ。「いざって時には俺が良太郎を止める」も似たような台詞をセーラームーンで聞いたなあ(笑。これ絶対わざとでしょ?
なんだかんだいってソラと死郎も、良太郎の強さに救われたんだと思う。良太郎の方じゃ夢中で目の前の事態と戦ってただけでも。そういう良太郎の強さが形は違っても受け継がれている、未来は繋がっている、というはなしだったのが良かったと思う。
私は別に次があっても良いと思うんだ。だって終わってから子供喜んでたもん。そりゃ今日来る子は前提として電王大好きな子だからかも知れないけどさ。まあ次やるとして主役どーすんの?、ってのはあるけどね。
だから私の気持ちとしては、現行ライダーがヒットして電王やれとか言われないと良いね伸ちゃん、とかそういう感じ(笑。個人的には大好きな映画なので、またすぐに見にきたいと思ってます。つーかDVD早く欲しいよw!