ブラッディ・マンデイ/#01

面白かったーーーー!!! 番組公式サイトのP談話見て以来、春馬君と健で腐れ人気当て込んでるんじゃないかなんて疑惑に囚われててごめんTBS。でもこの緊張感は初回SPゆえ、学校シーンの少なさゆえかも、って気はする(笑。
感想はなるべく早めにあげたい気はあるんで、最初はCMの間にメモくらいとろうかって気でいたけど最初からすごい入れ込んで見ちゃって、CM中もそれどころじゃなかった。まあyahoo!のコメント入れてたのもあるけど。
つっても番組自体には言うことないなあ。原作知ってたからある程度の予想はしてたけど、冒頭のロシアシーンからすごい緊張感と完成度であたしゃ言うことないよ。少年漫画の原作で戦うことってそんな珍しいことじゃないから、本来考えるべき悲壮感とか抱えるものとかって見過ごしちゃったり流しちゃったりするんだけど、TBSのドラマってそこで生まれる痛みとかやるせなさとかにちゃんと目を向けて作ってくれるところが良いなと思ってるんだ。
今週のはなしも流れは原作とほぼ同じながら、その中で藤丸の子供らしい正義感とか父親への反感とかそれと抱き合わせの妹への愛情とか描いた上で、だからこそ生まれる特別な子供であるゆえの驕りとか、自分の引き起こした事態への怯えとかちゃんと描いているのは春馬君の手柄もあるんだろうけどさ。やっぱさすがだなー。
藤丸ってスーパーハカーで(w)ほんと指先一つで世界をぶっ壊せるくらいの力を持ってるわけで、でも自分にそれができるって実感とかまるでないわけじゃん。藤丸がショッピングモールで見た人々のパニックへの怯えって、自分が持ってる力への怯えだよね。その点藤丸のハッキングで学校辞める先生とかも、それ自体は原作エピだけど後の事件に絡めて、藤丸のやったことの結果として見せてるよね。まあ逆恨みだけどw。
原作の中でも大規模なパニックで初回SPとしてはちょうど良いエピだった感じ。しかし思うけど、2時間SPって一般公開映画くらいの情報量があるわけじゃん。
最近前後編で公開したデスノとか3部作で公開する20世紀少年の例はあっても、普通に10話以上かけて物語や登場人物の気持ちが追えるテレビドラマの可能性ってすごいと思うよ。劇場映画がすべてを描こうとする時間で、物語世界の構造を見せるところから始められるんだから。