あの人に会いたい◆白倉伸一郎インタビュー

http://www.creators-station.jp/index.html
この辺りなんですが

Q.そのターゲットに、あのストーリーは理解できる?

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A.コアターゲットには、わからないだろうと思っています。難しい話ですから(笑)。ターゲットを、私は2層に考えています。わかる視聴者と、わからない視聴者がいるのだと。そのために、まず、わからない層にでも楽しめる構図づくりを大切にします。それは、ライダーのキャラクターや対戦の面白さですね。その上に、わかる層に向けたストーリーを載せていきます。
さらに種明かしをすれば、脚本はかなり重層的につくりあげていますが、常にドラマのあちこちに「そんなこと、どうでもいいじゃない」と思える“ノリ”や勢いを持たせるように苦心している。「あまり難しいことは考えなくていいですよ」「そこは、楽しむべきところじゃないかもしれませんよ」というメッセージを発信して、実際、気にせずに楽しめるようにしている。実は、舞台裏では、作家も含めてみんなで小難しいこと考えているんですが(笑)、考えていないふりをしつづけているんです。
で、コアターゲットの小学校低学年の視聴者の方々は、話の難しいところを考えずに、物語の面白さを見事に理解してくれているわけです。

わりと電王見てて感じて、時々はこっそり発言したりもしていたようなことを言ってるんじゃないかなー……などと言ったら「思い込み乙」って言われるでしょうか。でもなー。
なんというか、作品の成功って“人気が出る”“支持される”“好かれる”といろいろあるけど、作ってる方にとって一番幸せなのってどれなんだろう、とか思いました。白倉ライダーを好きな人だっていろいろいるし、わりと伸ちゃん幸せそうに見えるから良いんだけどね。