ブラッディ・マンデイ/#11(最終話)

なんとなく今週は面白かったんじゃね?、と思わなくもなかったけど、当初この番組のメイングループと言われた3人は、三浦君含めてなんのドラマも持ってなかったんだと思った。だって藤丸にドラマある? 中盤おとうさんが追われてたなんていうのはまあドラマといえばドラマだけど、「おまえのとうちゃん犯罪者」と言われれば悔しいのは当たり前だけどそれで肩身の狭い思いをするわけでもないし、結局自分が守りたいものがなにかを決することもなく敵は大人に殺してもらって、しかもJとマヤ逃亡エンドってなにこれ。まさか続編作るつもり? 言っとくけど健出てても見にいかないぞ私は。
もう音弥と並ぶ空気キャラの双璧安斎がラスボスって意味分かんない。そりゃーびっくりだよちっとも面白くないけど。つーかこういうドラマにするなら、THIRD-iなんかほっといて新聞部描いてないとあかんのじゃないの? ネットの救世主伝説とかと絡めてさ。その上で、表面上はたわいない仲良しグループの新聞部の中で、音弥の母親には秘密の過去があるみたいでじいちゃんの法務大臣もなんか隠してるっぽい。安斎は父親のことを話したがらない。みたいな描写の中でこのはなしならともかく、にいちゃんやら妹やら一言も触れられていない音弥の父親が教祖だろうと教祖じゃなかろうとそれがどうしたってはなしじゃん。
つーかはなしの主人公を音弥と考えて、自分には母親の違う兄弟がいて世界を壊そうとしてる。でも実はそれに指示を出してる人間もいて、それは大事な友達の安斎だった。安斎に罪を犯させないことができるのは親友の藤丸だけだから、東京出ろって言われたけど良いや。ここで藤丸のすることを見守ろう、っていうはなしだったとしたら今週は面白かった……気がする。実は糸引いてたのがじいちゃんって大オチ含めてね。拉致され音弥可愛かったし。
良かったね健。今週は演じ甲斐あったでしょ?<なんか酷い言い種(-_-)
こういう風になんとなく体裁整えてキャラの気持ち置いてきぼりのはなし嫌いだから、なんか失望通り越して絶望一歩手前って感じでしたわ。そこを無理矢理組み立てて演じた役者に同情を禁じ得ません。でもまともなドラマだと思ってたからショック受けるけど、TBSのドラマってこんなもんだったよね。適当にキャストにかっこいい芝居させといて、ラストだけ体裁整えるドラマ。だからまあ、私が期待したのが勘違いなんだよね。別に良いよ。
つーわけで危機回避術最終回ですが、別に普通に言って大丈夫だよ。似たようなことやって大丈夫だった私が言うんだから間違いないよw。気にしない気にしないw。