メイちゃんの執事/#10(最終回)

デュエロのシーンで理人がルチアに「メイ様を傷つけないでください」と言った瞬間、「どの口がそんなことを言うか」とテレビに突っ込んでしまったよ。あなたこそ詩織様を傷つけないでください。詩織が本郷家に入ってからのこと言ってるシスターローズとか、そんなこと言うならあんたが力になりなさいよ。なんのための教師なの? もう最後の最後までなんとなく良いはなし風にごまかそうとしてるだけで、実際にはちゃんと関わることを考えないドラマの内容に胃がムカムカしますよ。
剣人の留学を聞いて送別会をするこいつらも大概分かんないけどさ。腹立てるメイも大概だよね。どうしたらここまで性格悪くなれるの?
金太郎おじいさまとか後継者発表セレモニーのドタバタとか全部どうでも良い。もともとまともに描く気のあるはなしじゃないんだし。まあそうねえ。せめて忍の気持ちくらいはもっとちゃんと臭わせておいてくれたら良かったかなー。まあ向井君がちゃんと臭わせてくれる役者さんで良かったねー、としか。
最後まで理人とメイの身勝手さにむかつくだけの番組でした。もう見なくて良いのが本気でうれしい(θωθ)~*

追記☆剣人と健とドラマの諸々

番組には文句言い続けましたが健は毎週ほんとに良かったです。むしろROOKIESの岡田みたいに迷ってるのが分かったり、ブラマンの音弥みたいに存在に意味がなければもうちょっと気が紛れて番組のひどさが気にならなかったんじゃないかと思う。だって健の剣人は最初から完璧だったよ。だんだん良くなったと言う人に私は言いたい。それは単に番組における剣人の扱いが良くなったってことなんじゃないの? 健の演る役があんた好みのカワイコちゃんじゃないからって、演技が良くないっていうのは言いがかりだと思いまーす(θωθ)~*
だってこの番組において意味のあるドラマって剣人の片思いだけだったじゃん。子供でバカで考えなしで兄貴も執事も大嫌いで、でもメイが元気になるには理人がメイのそばにいれば良いんだって分かるその理由が、聡明さとかそういうものじゃなく「メイを見てるから」なんだって言うことがよーく分かるこの造形には非の打ち所がありませんよ。健って最初から剣人のこと「分かりやすいやつ」って言い続けてきたけど、それって人間としての分かりやすさの他に演じる上での芯のつかみやすさのことも言ってたんだと思うよ。だってこんなにも健がキャラを把握して演じてると思えたのって良太郎以来だったもん。
ただそういう剣人のいじらしさはこの番組においてほぼ意味はないという事実がなんだかなー、と思うわけですよ。だってこのスタッフ、できないからやらないわけじゃないんだよね。剣人のドラマは描けるんだから、メイや理人のドラマだってちゃんと描けるはずなんだよ。やる気がないからごまかしただけで。
そういう風に、ココロザシのかけらもないドラマがあるっていうことが私はもう嫌なの。健云々抜きにして。
まあ健が出てるせいで見るのやめることもできないせいで嫌さ倍増なのは確かだけど、実際こんなひどいドラマでちゃんとおはなしがあった健のおいしさは、普通にメイと理人に横恋慕するよりあったかもなって思うよ。だけど自分だけ見せ場があるより、ドラマとして良いもの作って欲しいじゃん。
だって私健の剣人が良かったと思ってても、この先他人に佐藤健を説明する時に「メイちゃんで弟演ってた子」とか言いたくないもん。平気でエロ本買える私がメイちゃんのオフィシャルブック買う時は死ぬほどはずかしかったもん。あのはなし見て喜ぶ人間だと思われたくねーよ。
まあキャストのみなさんにはほんとお疲れ様でした。健の次のドラマは、胃腸薬のまずに見られるものだと良いな……(´・ω・`)