RESCUE〜特別高度救助隊/#8,9(最終話)

徳永班が解散させられたのは当たり前のはなしで、普通に考えたって一緒に仕事してる人間を見殺しにするのなんか嫌に決まってる。まして死地を共にした相手ならその気持ちはずっと強いんで、そこでより多くの命を守るために決断するのが上の役目なのに、それを放棄して死なせるのは嫌だって上が言い出したらもうそこは危険な仕事をする集団としては機能しないもんね。
大地は「命を賭けないと」って言うけど勝つ目が出る可能性がなければ賭けとすら言わないわけで、大地の言ってることは「見捨てるくらいならみんなで死んだ方が良かった」ということを体裁つけてることでしかないんだよね。
そういう認識を改めた大地が再結集した徳永班で動けなくなった徳永を、ちゃんと勝ち目があることを認識して助けにいくはなしにはそれなりの説得力はあったよ。まあ今頃分かるんならもっと早く分かっても良いんじゃない?、って感じはあったけどw。
突っ込みどころは満載だし描かれた人物像に不快感はあっても、災害の絵面の迫力含めて人物の思い込みに説得力持たせる配慮はちゃんとした本気のドラマではあったと思う。SRになれなかった省吾とかの見せ場もあったし良い最終回だったんじゃないかな。
KAT-TUNの番組で見ればちゃんとかっこいいのにこの番組ではうっとうしいだけの中丸君はある意味すごかったよ(笑。