ぴあ2009.4.2☆クローズな男たち

Cut (カット) 2009年 04月号 [雑誌]

Cut (カット) 2009年 04月号 [雑誌]

ぴあの画像が出てこないんで商品画像はCutで。どっちも特集でクローズゼロなんですが。
えー。綾野君のサイトでクローズ関係の雑誌記事のインフォが何誌か来てて、Cut一度は買おうと思ったんですがぴあの記事の方が面白かったんで。Cutの綾野君は写真だけだったけどぴあの方はアンケートもあったし。
今日テレビでクローズやるなあ、と思いながらすっかり忘れてMステ見てたんですが、映画への期待はともかく雑誌関係のインタビューは面白いです。小栗旬山田孝之三浦春馬というタイプの違う役者のインタビューを読んでるとドラマ見るのって楽しいなあ、と思うよ。ドラマ自体映画自体の期待はともかく(笑。←しつこいw。
小栗君は表紙の+actのインタビューの時に記事あげようかと思いつつそのままになっちゃったんですが、主役ポジであることで作品単位のチームリーダーとしての立ち位置と、一役者として自分の役に対するエゴの部分のバランスが面白い人だなあと思って。
お芝居って自分だけでできるものじゃないから主役であればよけい現場全体を上げる責任がある、というより、主役といえど自分のシーン以外には関われない以上、リーダーとしての関わり方は作品自体を良くすることで自分のシーンも良くしたいってことだと思うんですね。だって役者自身が視聴モチであるような場合でも、作品自体のできを無視して役者の演技を喜ぶことは普通できないから。
作品って脚本とか見せ方にかけることの費用みたいな役者にどうこうできない部分で演技だけで良くするには限界があって、そこを調整できるのは多くの場合一番役者として格上である主役なんだけど、そういう自分の役以外のことってほんとなら役者としては面倒なだけのものだと思うんですね。そういうところで面倒だからすっとぼけてしまおうと思うのって役者みたいな職業を選ぶ人の考え方としてむしろ自然なんだけど、自分の役へのこだわりを口にしつつ現場全体のことも考えてしまうと言うところが小栗君は偉いなあと思うところで。
本番に集中したいからテストであまり集中しないという春馬君のインタはへー、と思いました。ほんとこの子すごいなあ。
そういえばどの雑誌だったか忘れたけど、2の脚本が上がった時に自分達が前作で作ったキャラと違い過ぎて、近付けるために監督とみんなですごい話し合ったってはなしをしててなんだかなー、と思いました。それって監督との信頼関係のはなしにも見えるけど、そもそも固めたキャラと違うキャラで脚本上がってくるってなんなのよ。そういう無駄な苦労を役者にさせんな、と思いました。まあ役者の演技は楽しみだけどね……。