リミット—刑事の現場2—/第1回「その男は、悪魔」

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良介@忍成修吾と啓吾@森山未来がミジュクモノ丸出しで熱血していた前シリーズから劇中経過で2年。新米刑事の啓吾は昇進試験に受かって巡査部長になり、エリートと目されながら同棲中の恋人を妊娠させて結婚真近。人間関係のギスギス感は、今回から脚本担当の遊川和彦の芸風かなー。出世コースに乗るだけで、人はこんなにも周囲から疎外されるもんなんでしょうか。てかここが警察だから(^_^;?
てかこんなにも問題視されながら、捜査から外されるわけでもなくエリート新人がお守につくという特別扱いを受けてるのってなんでなのかなあ。おはなしの都合とか脚本の下連味だというならそれでも良いけど。
森山君は啓吾の独善的ではあっても、正義を行うことに対して真摯で善良な感じはうまく出していると思う。それと対峙するベテラン刑事が今回は武田鉄矢かよ、というのはあっても、梅川のうさんくさくて乱暴だけど、それが自分の理想に傷付いた結果であるような部分はちゃんと見せてあったんじゃないかなあ。つか死人に口無しじゃないけど、自分のしたことがどんなことかなんて、人権守られて取り調べられてる限り逆切れで女殺すようなやつには永遠に分かんないよね。留置場で一緒になった被害者の父親に泣きながら訴えられることで、加害者が自分のしたことに怯える展開は面白かった。
まあ5回のみの番組とはいえ今回も楽しみです。しかし森山君のモヒカンオールバックは似合わないなあ。おまえ滝谷源次のファンなのかよ(^_^;。
そういえば細田よしひこ君はポジション的には啓吾の上になる警部補で、どうせすぐ本庁に戻るお飾りキャリアちゃんの役でしたが、なんだかポケーっと使えなさそうな役を好演してました。なんでこの子気にして見てるんだっけ、と考えてハツカレに出てたからだって思い出したけど、この直前に脳ドラマ見てたんで、リンダ役ってイブシとあんま変わんないなあ、とか思っちゃったよ。ヒロたんごめんw。