仮面ライダーディケイド/第28話「アマゾン、トモダチ」

http://www.toei.co.jp/tv/decade/
「脚本家を名前で判断する物知らず」と言ってもらって全然構いませんが、いかにも米村正二の仕事だなー、ってはなしでむしろ笑いましたね。だってこの“誤った摂理に支配される世界に違和感を感じる者と侵入者の物語”ってまんまSh15uya……。
そういう傷のなめあいみたいなのって米ちゃんの芸風だから納まりは良いんだけど、米村キャラの論理はむしろ大ショッカー戦闘員の論理で、正義ではなくとも自分の存在に許しを得られればそれで良いってものだから、その論理でヒーロー物語を語られることが不愉快でございます。それは世界の中に自分がいることが間違っていると感じる者が、その世界を守ることで世界と繋がろうとする白倉ヒーローの世界とは別物だもの。
「アマゾンコトバシャベル」というのが一番の衝撃でしたが(w)ディケイドだと思わなければそこそこ面白かった。しかし士の格好はほんとなんの意味もないというか、むしろなに? RX世界に続いて物語の中心人物に士の存在を認識してもらう目印かい?
アマゾンのキャラがなんか可愛かったんでちょっと面白かったけど、士が能書きたれるだけの能無しになるのが、米村ディケイドの気分悪いとこなんだよ。来週も敵を倒すだけはするんだろうけどさ。