赤鼻のセンセイ／#6

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私がサンタを嫌いなのはこいつの人間性が卑しいからで、今週もサンタはいつもどおり卑しかったけど今週はそれほどウザク感じなかったのは、今週はサンタと七瀬先生のはなしだったからだろうな。七瀬先生が患者放り出して大病院に移るような人じゃないのはサンタは知らなくても視聴者は知ってるようなことだし（どうでも良いけど、病院では太川先生しか知らなかったんだろうか(^_^;）、どうなるにしたって七瀬先生は自分の行動に覚悟があるだろうっていうのは自明のことだからね。ふだんのはなしで腹が立つのは、サンタのやることがドラマのオチのためだとしても、和田っちの言うような“覚悟はあってもどうしようもなく生まれる不安や傷み”を刺激するからなんで、今週は「七瀬先生も大変ねえ」とは思っても許容範囲というか。
高校に行けることを八重っちが和田っちに言えなかったり、それを喜んであげる気持ちは本当なのに自分の回復に希望が持てなくなったり、そういう気持ちを「分かるとか言えない」という八重っちの言葉を聞いた和田っちが一瞬びっくりした顔するのがすごく良かった。和田っちにしたら一瞬の気休めみたいな同意で良かったんだろうけど、八重っちにしたらそらーそんなんできないよ。
しかし和田っちに謝るために鼻つける七瀬先生には、思わず「笑えば良いと思うよ」と呟いてしまいました(^_^;。