任侠ヘルパー／#6

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初恋の相手に会って性格変わっちゃうエロじじいの風間は可愛かったけど、二本橋が「好きな女と添い遂げるべき」という価値観から風間の純情に肩入れする気持ちは分かるとして、彦一がなにに怒ってるのかよく分かんないのが今ひとつ。ばあちゃんの家に頼みにいくのとか、あんなやっちゃんコーディネートの男がついてきたんじゃ逆効果だろうよ。二本橋も、土下座とか一般人はヒキます(^_^;。
「1回しか男の人と付き合ったことない」晴菜が彦一にほれちゃうとかもリアルなんだけど、無理してブラックコーヒー飲んだり彦一の煙草ひったくってむせてるりこも分かりやすいなあ。そういうことをクドクド言わないで、見てたら分かる描写で積み重ねていく和尚さんの作風って、やっぱ上の方とのコミュニケーションが取れてないと成立しないんだろうね、芙美ちゃん。←誰w？
やっちゃん軍団とまともに渡り合えちゃう零次もどうなのよと思うが、自分と会うのに堅気じゃないかっこで来たことを娘に責められた二本橋が、奥さんにはポロシャツで会いにいくのに再婚相手といるところを見かけて、結局着替えて会う（ってはなしだったんだよね？）のも、それを娘に見せて「これが自分だ」って言うのも良かった。娘の怒りは本心では二本橋を好いててまた一緒に暮らしたいのに再婚したら手遅れになるって気持ちから来たものなんだろうけど、二本橋だって真っ当じゃなくてもこれが自分だもんな。嫁の再婚相手の人物像を、台詞じゃなく「堅気ではない昔の夫と会う恋人を心配する」シーンとして見せたのも良かった。そういう相手に説教したり卑屈になったり、しちゃったら嘘っぽくなるだけだもんね。
涼太に対する晶の判断が完全に「いやそれドツボにはまるよ。間違ってるよ」ってものなのはともかく、そこに過去の経験があるのもうまく積み重ねてきてるし、わりとトータルで良いドラマかも。