サイゾーウーマン◆白倉伸一郎インタビュー

http://www.cyzowoman.com/2009/08/post_865.html
パチから情報いただきました。ありがとうございまーす♪
はっきり言って私が仮面ライダーに食い付いたのって佐々木剛がカッコヨカッタからだし、V3で見なくなったのは宮内洋がタイプじゃなかったからです。未就学児童だって女子にはその程度の尺度はあるのさ。
そもそも俳優やろうかって男子がそうみすぼらしい見た目をしているわけはないわけで、特にアクションみたいな見た目のアピール要素の強いものを撮る時に手足の長さってすごい重要なんで、仮面ライダーの主役が“長身のイケメン俳優”になるのは当たり前じゃん、って思うのね。つっても特に白倉ライダーの場合は主人公にストレートなヒーロー性とか主人公性を与えない傾向があるから1号ライダーより2号ライダーの方がストレートな美形だったりするんで、物語に求められるカッコワルサを表現できる人=良太郎の佐藤健とか、真司の須賀貴匡とかをちゃんと連れてくるこの人を“イケメン発掘プロデューサー”と呼ぶ記事というのは木を見て森を見ない視点だなと鼻で笑っちゃうんですね。水嶋ヒロや井上正大が分かりやすい美形なのは、天道総司や門矢士がそういう分かりやすいかっこよさを求める役だからだし、仮面ライダーの主人公の戦いを1年近く見ていればその主人公に感情移入するのはある意味当然で、その物語に見合った演者が俳優として魅力的なのは当たり前じゃん、って思うわけです。
昭和と今の違うところって、藤岡弘の時代にはなかった子持ちの母親がヒーロー番組の主人公について人前(ネットとか)で語ったり写真集買ったりする文化が今はあるっていうそれだけだと思うのね。大人の女がヒーロー番組に入れあげること自体は昔からあったと思う。少女漫画のモブにアニメの主人公がいたりとかは小学校時代とかからあったと思うんで、それって20代の漫画家さんやアシさんがそういうの見て喜んでたってことだし、今だって仮面ライダー役者のメインターゲットが子供のおかあさんだっていうのはマユツバだと思うし。いやそういう層も確かにいるでしょうが、なんというかそういう分かりやすいはなしじゃないと思うしさー。
まあこういうインタビューはファンの立場で役者をほめてもらったという喜びにはなっても、ライダーの“状況”を語るインタビューというのは“実感”からはほど遠いのに、知らない人はこういの読んで「仮面ライダーってそうなんだー」と思っちゃうんだろうなあと思います。