仮面ライダーディケイドVolume.3

仮面ライダーディケイド Volume.3 [DVD]

仮面ライダーディケイド Volume.3 [DVD]

特典映像の座談会は「仮面ライダー座談会555・アギト編」ってことで、555編を撮った柴崎監督とディケイド海東大樹役戸谷公人、ディケイド永徳さん、ディエンド高岩さん。
えー、きみちゃんってMC仕事とかしてるんだっけ? すごいこの子カシコイなあ。10代とか思えない。まーくんの面白さとかは頭の回転の早さとかはあってもおおむねパーソナリティの面白さなんだけど、きみちゃんの面白さは仕切りの巧さ!
永徳さんはディケイド序盤から名前はずっと出てたからゲストライダーに入ってるんだろうなと思ってたけど、2号ライダーのディエンドからレギュラー入りで、キャストとしても途中参加のきみちゃんが海東と変身後のディエンドの擦り合わせでいろいろ話し合ってくれたんでアフレコもやりやすかったなんてはなしで永徳さんがうれしそうだったり、それ見て高岩さんが笑ってたりw。
高岩さんのライダー参加はアギトからってことで、半年くらいは試行錯誤だったとか、いろんな人が変身した555の演じ分けで木場555が巧とかぶって苦労したってはなしは他でもしてたけど。
永徳さんのキャリアがまだ10年になってないっていうのにちょっと驚くんだけど、印象的だったのがブレイドで怪人とかに入ってた永徳さんが高岩さんに「この先どうやっていけば良いんですか」って聞いたら「ナリで来て」って言われたっていうのがね(笑。ようするに雰囲気で、とか気持ちで、とかいうニュアンスらしいんだけど、NHKの番組でも昨日の笑ってコラエテでも初心者相手に見せ方のノウハウのはなしをしていた高岩さんが、キャリアを積みはじめた相手に気持ちの入れ方のはなしをしてるってのがさー。
高岩さん自身が言っていることだけど、もう普通にお芝居を求められる、アクションができれば良いってもんじゃなくなってハードルが上がってる、日々勉強だ、って言うのがさ。
平成ライダーは変身するまでのイケメンパートはおかあさんが見てて、変身後は子供が見てるとかいう認識って普通にあるけど、変身後も変身前も乾巧だったり野上良太郎だったり門矢士だと思って見てる人間も当然いるわけで(というか、ストーリーとして追ってたらそう見るのは当たり前だろうよ。子供の理解力だってそうバカにしたもんでもないし)、そうやって二人で一人の人間を見せていくためには、普通の役者がなんとなくで通してしまうよりちょっとだけ客観的な視点が必要なんじゃないのかな、とかは思った。
そういえば、555編の電飾555はナイトシーンだった時点でこりゃ電飾だろってなったらしいけど、つかなくって大変だったらしいです。結局CGで電気つけてるらしい。
柴崎監督の言うように、平成ライダーにはまたあっという間に10年たっちゃうような可能性がいっぱいあると思います。ついでに高岩さんはまだまだ譲らないらしいっすよ(笑。