+act.2009.11

+act. (プラスアクト) 2009年 11月号 [雑誌]

+act. (プラスアクト) 2009年 11月号 [雑誌]

健もBECKやTHE GAME関係で出てるけど目的は綾野君のインタビュー。いやだってTHE GAMEは買うつもりで予約はしてるけど元々情報集めてないし、BECKは共同会見そのまんまだったから。
綾野君のインタビューは映画「渋谷」に関してですが、いやほんと、夕焼けのお空に浮かんだ綾野君の笑顔に「ムチャシヤガッテ……」と敬礼したくなるようなインタビューでしたあはは。
なんでだったか覚えてないけど、綾野君が藤原新也原作の渋谷を撮ってて、それが20分くらいのシーンまでワンシーンワンカットの過酷な現場だというはなしは結構撮影に近いくらいの段階で情報が来てて、ビジュボの更新もぱったりと途絶えてたからなんだかなあ、という気分ではいたんだよね。いや更新ないのは別に良いんですよ。でもその撮影方法って“映画”を撮る上でほんとに有効なのかなあ、という辺りがまず疑問だったし、もともとシンクロしやすい人っぽいから相当思い詰めて入り込んでるんだろうなあ、と、そこらがね。
案の定相当入り込んでいろいろやってたみたいなそれはもう苦笑いレベルの所業なんですが、なにしろこの人はデビュー作の555で撮影最終日に「今日で最後だから怪我しても良い」と言い放ったという、相当評価に悩むエピソードの持ち主なので「ああ人間って変わらないなあ」と(θ_θ;。いやそう思っちゃう気持ちは分かるんだけどね。ほんとにそこまでやることに意味があるか、そこまでやらないとできないもんか、そもそもほんとにやったことで良くなるのかっていう諸々に対して、端から見たら「そこまでしなくても……」と思うようなことでも、本人にしたらやる方が楽なんだろうなっていうのは、自分もそういうタイプなんで分かるんだけど、ほんと端から見たら「ムチャシヤガッテ……」だよ。
撮影も1週間足らずで相当低予算っぽいですが、見たいとは思ってるんだけど今休み取れないから悩むよなあ。舞台挨拶とかは別に良いけど、今連休自体がないからなー。
あと綾野君のインタビューでも言及してるんですがこの本は巻頭特集が山田孝之×小出恵介の対談で、別に今一緒に出演してる作品があるわけでもない、単に出演作品の公開を控えているというだけのふたりに対談させてるのが面白かった。プラスアクトって5年も前からあったのね。全然知らんかったよ。ワニブックスだからそこそこ大手なのに。
山田君の「大洗にも星は降るなり」って、たぶん私のツボじゃないなあ、と思ってたから見る気なかったんだけど見たくなった。小出君の「風が強く吹いている」なんて原作買う気でいる。そのくらいのイキオイ。この人たちのインタビューってそういう、映画や原作を読むことで言っていることの内容を理解したくなるくらいの勢いがあるよね。
というか大洗の福田雄一って「東京DOGS」も脚本家なんだけど、最近やたら名前見るなあ。劇団の座長なんだね。
そしてそういうインタビューの勢いで、やっぱ見る気じゃなかったのに見る気になったのが藤原竜也の「カイジ」。バラエティ見てもまったく見たくなりませんが、この撮影エピ見ちゃうと見なきゃダメかなあ、と思う。香川さんのはなしは相当面白かった(笑。
BECK」は現場レポートとミニ会見のノーカット掲載。ソロショットは見たことない写真だったし可愛かった。ただ会見は……これ読んでも映画見たくはならないなあ。BECK見てバンドしたくはならないと思うしw。
「THE GAME~Boy's Film Show」の方は豪華BOXで予約してあるけどこれは早く見たいな。企画ものっぽかったし、イベントに興味なかったからDVD待ちで良いやと内容は全然気にしてなかったんだけど面白そう。
太宰治の特集とかもあったし今月号は全体に面白かった。どうでも良いけど、「人間失格」って太宰の自伝的小説とか言われてるけど、生田君に自分演じてもらえるなんて太宰治良いなあ、と、ちょっと素で思ったw。