嫌われ松子の一生
- 出版社/メーカー: アミューズソフトエンタテインメント
- 発売日: 2006/11/17
- メディア: DVD
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松子みたいな人ってバカだなあと思うんだけど、個人的にこういう破滅的にアタマが悪くてかつ思い込みのハゲシイ人にはとっても好かれる方なので、ああバカだムカツク、と思いながら、なんだか見捨てるには忍びない、みたいなびみょんな気持ちで見てしまいました。なんだかなー。
でもやっぱこういう人ってさー。自分の愚かな善意(好意?)で他人を不幸にすると思うの。尽くせば尽くすほど自分は幸せなのかも知れないけど、実はそれされてる方がたまんないんじゃないかなあ。ひどいことしちゃうことの方が自己防御だったりするんだと思うよ気持ちとして。
父親が本心じゃ松子の帰りを願っているのは当然として、松子の帰りを待っているのが体弱くて生活力もない姉さんで、松子の行動の社会的リスクを一身に背負う弟が、松子を気にかけながらもあくまで距離をとるのって、松子みたいな人と関わる上ですごい気持ちが分かる。こういう人に殺されたり殺したりしたくなかったらそれがタダシイ
とりあえず連休中にDVD借りてくるかなとか思った。しかし伊勢谷友介と中谷美紀って白洲ご夫妻なんですが、これを見ちゃうとあの番組の#1に312番の賛美歌が入ったのは、いつものNHKの悪趣味かとは思うw。
まあこういう人の最期として、自分がさんざん他人を待たせた挙げ句に「帰れ」と説教して殺されちゃう……というのもなあ。殺した子は帰れなくなっちゃうしなあw。