マイガール／#10（最終話）

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なにかをあきらめるための後悔しないタイミングというのもあると思うんで、正宗（相葉雅紀）がコハル（石井萌々果）のために静岡で就職する人生もありはありだと思うんですが、コハルって結局存在として“陽子さん”だから、正宗が陽子さんを好きでいる以上、正宗がコハルの願いを聞かないという選択肢はないんだよね。
設定とか気持ちの動き以上に、このフォーマット自体がファンタジイだなあ。正宗が帰ってきた時、「コハル？　そんな子知らないわよ。誰？」とかかーちゃんが言っても驚かない感じ、とかちょっと思ったけど、正宗の乗ったバスを追うコハルを見てそんな気持ちはふっ飛んだ。ううコハル最強。号泣。
なんかこの番組の、すごく型通りでかえって嘘くさい“正論”や、それを覆す人情ばなしの出来過ぎ感のそれはそれとして、石井萌々果のけなげさと相葉雅紀の一途さがあればこの番組はそれで良いんだと思う。ここあえて役名じゃなく役者名で。だってこの番組の空気って、この二人じゃないと出なかったと思うもん。
最終回特別出演のカメラマン大杉漣はともかく、正宗の代わりのカメラアシスタント桜井翔はアップ過ぎだったが(w)、脇役までキャスティングのはまったなにげに良い番組だった。来年から地元局で放送始まるから、忘れずに見なかった#1、2録画しよ。
石井萌々果可愛かったなー(｡-_-｡)