インディゴの夜/第16〜20話

http://club-indigo.jp/index.html
狂言誘拐ではなしが動いた終盤からやたら面白かったし、事実として危険のない吉田との場面をある種退屈なくらい穏やかに見せ、タケルとのシーン以降分割画面でタケル達とインディゴメンバーを同時に見せて緊迫感を煽る見せ方も面白かった。面白さの原因として、死ぬつもりで見た自殺サイトで出会った少女に肩入れして、生きる希望を持つ吉田吉男(田中幸太朗)の好演に由る説得力は大きいが、これってどう見てもろ(以下自粛w)の人……(^_^;。
そしてそんな吉田君がいるのにユリアが危険な目に遭う原因が、“空也に部屋に誘われたと思って”というのは、樹(真山明大)の指摘するエロガキぶりによるものですね。そういうところも気が利いてる。←いやそれは違うと思うw。
演出が違ったこともあってだいぶ見た目の印象が楽しかったし、なにを映したわけでもないのに「なにがあったの(^_^;?」という憂夜の最強ぶりもおかしかったが、どうもこのはなしの微妙さに、脚本でも演出でもない森口瑤子自身の晶解釈の微妙さがあるような気がするなあ。解釈じゃなく表現の問題なのかも知れないけど。