853〜刑事・加茂伸之介/最終話

ドーリが出ると聞いてこの3週間くらいは見ていたが、あまり食指も動かなかったのは加茂の暴走刑事ぶりに説得力がなかったからですねー。こういう落ち着きない人キライ(θ_θ;。
まあ今日のはなしはドーリを堪能するドーリ編としては楽しかったです。冒頭父の墓に石を投げるところから、そういう行動自体思いどおりにならなかった自分の人生で、父親さえちゃんと自分を愛してくれる人間だったらこんな風じゃなかったのに、という屈折した愛情故の行動だというのがちゃんと感じられて、なんというか愛しいv。
そもそも事件の時点で離婚していた父親の名字をなぜ名乗ってるんだって時点でないわー、ってはなしではあるんですが、最悪のタイミングで事件目撃→被害者が父の事件の関係者で警察とヤクザが癒着した上の事件だったため、犯人に捏造されそうになる、という間の悪さがさすが良太郎の孫というか(それは番組が違うw)ほんと犯人に仕立て上げられたりしなくて良かったよ。
赤松進一(桜田通)というキャラの人物像に、幼くして父が他人を殺したことで生まれた街を追われ、それでも母親と二人でちゃんと生きてきたんだろうなあ、という清潔感があるだけに警察への不信感に説得力があって、ムチャなはなしのわりには抵抗なく見れた。しかし杉本哲太は加茂に友情がないわけでもなく、自分のしたことを隠したいからだまってるんなら殺さない、って、どんな理屈で生きてるんだよ。コドモかw。
そこそこ面白くて良かったです。ドーリはなに着てもかっこいいなあwとだいぶデレデレで見てたし。
ドーリって別に上手い子だと思わないけど、誠実に求められた役を演じるところが良い子だなあ、と思うよ。欲がないわけではないんだろうけど、欲の出し方を間違えないところがカシコイなあ、って感じ。