警視庁失踪人捜査課/case04

http://shissou.asahi.co.jp/
脚本:長田敏靖 演出:七高 剛
失踪自体に事件性はなし。まあたいていの失踪はこんなもんだろうし、だからこそ失踪課は閑職なんだろうけど(むしろそんないちいち事件性があったら大変w)、いくら千歳(土井玲奈)の名をかたっていたとはいえ、現に彼氏が良雄(速水もこみち)を監禁しているわけでもない美樹(遊井亮子)があそこまで頑強に事実を隠す必要があるのかとか、千歳との約束が外出のきっかけだったとして、なんでその後家に帰らないんだとか、あまりにもつっこみどころの多い脚本であった(^_^;。事件が未解決だったこと以外、特につっこむ気にならなかった今週の絶対零度の方が脚本はかなりマシだったなあ。結局は野郎の友情ばなしだったとこもあっちと一緒だったんだけど、そこも遠弥や北条君がやってんのともこがやってるんじゃ説得力が違うし、アコギのストリートミュージシャン(立花智也@徳山秀典)を空也のまんまのビジュアルでやるとか、徳山君テレ朝仕事で手抜き過ぎですよw。
その他諸々はなしがひどいわりに見ていて腹が立たなかったのは、良雄のはなしと言いつつ実質は醍醐(北村有起哉)のはなしで、醍醐のキャラは北村さんがちゃんと見せてるからだろうなあ。智也と良雄の仲も、おはなし的に以前の仲の良さとか万年筆への思い入れとかもっと見せておいてよとは思うけどまあ許容範囲だし、キャラクターショーとして面白いんだからそれで良いかって感じ。
しかしこの失踪課で一番役に立っているのって、森田(黄川田将也)だって気がするの私だけだろうか。「TTは一人でやってるのか」「そこまでは」って、ストリートライブしてるミュージシャンなんだから、見たことある子くらいいるだろうよ。「良雄と接点のある男は一人だけ」って、千歳のメールに男のはなしがあるならそっちの可能性は普通にあるじゃん。美樹のろくでなしな恋人=立花智也であることに、高城(沢村一樹)くらい異論を唱えてくれないと主人公としてハズカシイですよw。