ジョーカー〜許されざる捜査官〜/CRIME 7「模倣犯現る…間違った正義」

http://www.fujitv.co.jp/JOKER/index.html
脚本:武藤将吾 演出:石川淳一
実にジョーカー的につっこみどころ満載だったが、実にジョーカー的に面白かった。“火9枠的に”と言い換えても良いけどw。
まあ一番に思ったのは、容疑者(遠藤要)の被害者(山中崇)弟が遠藤要だったので、殺されることにならなくって良かったよw。そして日向(忍成修吾)は実に火9枠的に忍成くんな役でおいしかった。
まあ分かっていてもつっこまざるを得ないのは、日向の罪なんかいくらでも法で裁けるでしょ?、ってことだよね。伊達さん(堺雅人)はそのつもりだったのかも知れないけど、神隠しをバラしてしまった久遠(錦戸亮)の発言をどうフォローするんだって言うのはあるわねw。
その手のつっこみどころは満載なんだけど、模倣犯の出現で揺らぐ伊達と、そんな伊達を見守る久遠の絆中心におはなしを見せるやり方は面白かった。日向のことも、ちゃんと刑事として真っ当に優秀なのに、自分の尺度が完全に正しいのだと言い訳して自身の殺人欲求を満たしている壊れた人だと見せるバランスの過剰さもこの番組には合ってるし、なにより日向の共犯者・吉住(飯田基祐)の日向への心酔っぷりとやってるのが飯田さんだってところがさー。ないわー。いや。あり過ぎてないわw。
そしてこの状況を来週へ引っ張る見せ方も良かった。いやなにもかもあざといといえばその通りだけど、このあざとさこそがこの番組の味ですよw。
ところで日向と吉住がにいさんとか弟とか言ってたけど、名前も違うし違う兄弟(どんなw?)とかなんじゃないの?