大切なことはすべて君が教えてくれた/第8話「辞職」

脚本:安達奈緒子 演出:西浦正記
今週のはなしは直輝(菅田将暉)の言ったことがすべてだと思う。なんでこの人たちは自分たち以外の気持ちはこんなに軽く扱うんだ? 修二(三浦春馬)や夏美(戸田恵里香)の気持ちはともかく、それを見せられる生徒の気持ちを考えろよ。それを二の次に扱う時点で。このはなしの主要人物たちの人物像に共感の余地はないよ。修二のしたことを教育者として問題ないと思ってる校長(風間杜夫)とか論外。
まあ「こんな役をちゃんと演じてる春馬は偉いなあ」としか感想の持ち様のない番組だけど、春馬自体はほんと見る価値あると思うよ。でもこのドラマの間違いっぷりは、沈黙しちゃいけないレベルだと思うんだよなー。
望未(剛力彩芽)の言の正しさにどれだけの真実があるかはともかく、ひかり(武田咲)に笑いかける児玉(中島健人)は今週も可哀想で可愛かった。気持ちを考えてもらえないのに相手のこと考えられる人間ってウツクシイよなー。だからこそ考えられない人の醜さが際立つんだけどw。